インテリアコーディネータ「川上ユキ」さんのインテリアコラム「すてきの糸口をさがして」

第2回 いつもの部屋をすてきな風景に変えよう「家具の色と床の色の合わせ方」

すてきの糸口をさがして TEXT: yuki kawakami

すてきの糸口をさがして TEXT: yuki kawakami

第2回 いつもの部屋をすてきな風景に変えよう「『家具の色、床の色』同じがいいの?違う方がいいの?」

「家具の色、床の色」同じがいいの?違う方がいいの?

新しい家に引っ越す知人に、よく聞かれる質問があります。
「家具って、床の色と合わせたほうがいいんですか?」
今回はこの答えを明らかにしていきましょう。

インテリアでは何でも「合っている」ほうが正解のような気がしますが、この質問に限ってはノーというのが私の答えです。メリハリがついて部屋の完成度が高く見えるので、床と家具の色は、多少違うほうが、良いと考えています。

説明にイラストを描いたので、見てください。家具も床も、すべてが同じ色だと空間全体がぼんやりしてしまうでしょう? ナチュラル色が好きといっても、床とは合わせすぎないのがベターです。

とはいえ、「うち、もう家具を置いちゃってるし、色も床と同じだわ…」という方もいらっしゃるかもしれません。でも、大丈夫です。その場合は、床にラグを一枚敷けば、あら不思議、全体のぼんやり感がなくなります。ラグの差し色が「第二の床」となり、メリハリを出してくれます。

皆さんのお部屋でも、床と家具の色、どんな組み合わせになっているでしょうか。ふだん気にしてない部分ですが、あらためて見直してみるとすてきの糸口がありますよ。

DAYSのラグは、家具の色と調和するように考えられたカラー展開とのこと。確かにカタログを見ると、派手に見えるイエローやグリーンも彩度が抑えられ、部屋で浮かない色味に計算されています。難しく考えないで自分が気にいったカラーを選んでも、部屋にまとまりが出ると思います。

PROFILE

川上ユキインテリアコーディネーター / プロダクトデザイナー

川上ユキ

Photo © Masaharu Hatta

インテリアコーディネーター / プロダクトデザイナー

住宅関連企業で家具や住宅などの商品開発、デザインコンサルタントを行う。またインテリア・収納の講師として、女性誌を中心に新聞の連載やテレビなどでも活躍。デザイナーとしての実践的な生活提案に定評がある。
主な著書に『独り暮らしをつくる100』(文化出版局)、『カエテミル』シリーズ(大和書房)、『収め納める』(世界文化社)他。著書はわかりやすい内容とセンスのよい提案から海外翻訳本も多数に及ぶ。

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