インテリアコーディネータ「川上ユキ」さんのインテリアコラム「すてきの糸口をさがして」

第3回 いつもの部屋をすてきな風景に変えよう「収納家具は奥行にも気を付けて」

すてきの糸口をさがして TEXT: yuki kawakami

すてきの糸口をさがして TEXT: yuki kawakami

第3回 いつもの部屋をすてきな風景に変えよう「収納家具は奥行にも気を付けて」

省スペースで、広々暮らそう

家具のサイズについてもすこし触れておきましょう。 最近の傾向として、ダイニングで過ごす時間を大切にする人が増えていて、少し大きめテーブルを買う人が多いようです。宿題をする子どもと一緒に、皆でテーブルを囲む、そんな団らんのイメージですね。

テーブルが大きくなると、困るのが収納家具です。テーブルが大きい分、うまくサイズを選ばないと、部屋に入らない、使いづらいといった問題が出てきます。

リビングダイニングで使うモノは、たいてい奥行30cmで入ります。40cm必要なのは電子レンジやホットプレートといった大きなアイテムくらい。ほとんどのケースは30cmでまかなえます。「大は小を兼ねる」と必要以上に大きな家具を選ぶと部屋を窮屈にしてしまいますから、ダイニングではジャストサイズの家具にするのが賢い選択です。

また、収納家具はそれだけでなく、「可動域」といって扉を開け閉めするスペースも考えないといけません。開き戸は可動域が大きいので、スペースが狭い場合には不向きです。左右に扉を開け閉めする引き戸を選ぶと可動域が小さく、省スペースになります。

家具の奥行に気をつけると、@「持っているモノがきちんと納まる」、A「部屋を窮屈に感じさせない」、モノと空間、2つの効果が得られます。
テーブルまわりが使いにくいな、と感じたら、周辺家具の奥行がすこし大きすぎるかもしれません。ダイニングでのゆったり団らんを実現させる「すてきの糸口」は、家具のサイズにもありそうです。

ベルメゾンデイズの収納家具は、奥行や間口のサイズに加えて、扉仕様も豊富です。この細やかさは通販商品なればこそのいい点だなと思います。

PROFILE

川上ユキインテリアコーディネーター / プロダクトデザイナー

川上ユキ

Photo © Masaharu Hatta

インテリアコーディネーター / プロダクトデザイナー

住宅関連企業で家具や住宅などの商品開発、デザインコンサルタントを行う。またインテリア・収納の講師として、女性誌を中心に新聞の連載やテレビなどでも活躍。デザイナーとしての実践的な生活提案に定評がある。
主な著書に『独り暮らしをつくる100』(文化出版局)、『カエテミル』シリーズ(大和書房)、『収め納める』(世界文化社)他。著書はわかりやすい内容とセンスのよい提案から海外翻訳本も多数に及ぶ。

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