インテリアコーディネータ「川上ユキ」さんのインテリアコラム「すてきの糸口をさがして」

第6回 キッチンを整えて、楽しく家事をしよう「片づかないときは、”あの切り札”で」

すてきの糸口をさがして TEXT: yuki kawakami

すてきの糸口をさがして TEXT: yuki kawakami

第6回 キッチンを整えて、楽しく家事をしよう「片づかないときは、”あの切り札”で」

「整理整頓」

気持ちよくキッチンに立つのに欠かせないのが、整理整頓です。
モノがあふれてごちゃつくと、気持ちがざわついて興奮状態になるのか、ふだんよりイライラしやすくなります。キッチンは限られたスペースのなかでたくさんの品目を収納する、収納過密地帯です。どこよりも整理整頓に目を光らせる必要があります。

今回の「すてきの糸口」は、持っているモノの見直しです。モノを厳選すれば、調理するスペースも、モノを出し入れするときもゆとりが出て、動きやすくなります。

今すぐできて、自分もラクになる「片づけ」といえば、「モノを減らす」です。いらない30個のモノの面倒を見るより、必要最低限の10個に目を光らせたほうがラクですよね。きれいに保つのも管理するのも数が厳選されているほうが負担は減ります。 どんどん捨てて極限まで減らす必要はないので、職人さんがいい道具を選り抜いていい仕事をする、そんなイメージで、不要なモノをキッチンから外していきましょう。

@モノを減らす切り札…「かぶり」を減らす
モノなんてなかなか減らないわ、と言う人は、モノの「かぶり」を見てみてください。お玉、ストックの食品、掃除用品…同じ品目のモノをいくつも持っていませんか。「かぶり」のあるモノを見つけたら、オーディションをするように、どちらが好きか、かっこいいか、使いやすいか、で厳選してけば自然とモノが減ります。

Aモノを減らす切り札…ストックをいちど使いきる
調味料やストック食品、ふきんやゴミ袋…「切れたら困るわ」とストック品をため込んでしまいます。もしかするとそんなにたくさんのストックは必要ないかもしれません。食品は賞味期限の近いものから食べきって、ふきんやゴミ袋も予備を1つに減らしてみる。ストックを見直すと収納スペースに空きが出て、その分、取り出しやすい状態になります。

PROFILE

川上ユキインテリアコーディネーター / プロダクトデザイナー

川上ユキ

Photo © Masaharu Hatta

インテリアコーディネーター / プロダクトデザイナー

住宅関連企業で家具や住宅などの商品開発、デザインコンサルタントを行う。またインテリア・収納の講師として、女性誌を中心に新聞の連載やテレビなどでも活躍。デザイナーとしての実践的な生活提案に定評がある。
主な著書に『独り暮らしをつくる100』(文化出版局)、『カエテミル』シリーズ(大和書房)、『収め納める』(世界文化社)他。著書はわかりやすい内容とセンスのよい提案から海外翻訳本も多数に及ぶ。

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