泉州の「タオルストール」

大阪の泉州にあるタオル工場で、タオルストールの製造工程を見学しました。

DAYS QUALITY OF JAPAN 日本のものっていいな。第四回 泉州の「タオルストール」

今回は大阪府泉佐野市にあるタオル工場へ行ってまいりました。
このタオルストールには、「タオルだから」の良さがたくさん詰まっています。

そもそも泉州タオルとは・・・?

「泉州タオル」とは大阪・泉州で作られるJAPANブランドのひとつ。
その大きな特徴は「後晒(あとざらし)」といわれる独自の製造方法にあります。
泉州のきれいな水を利用した伝統の製法と、こだわりぬいた職人技が心地よく機能性の高いタオルを生み出しています。

いざ、泉州タオルの工場へ!

「がっちゃん、がっちゃん、がっちゃん、がっちゃん・・・・」
工場内に響き渡る音・・・・
エアージェット機という機械です。
経糸が通る枠が上下して、その間に空気圧で横糸を飛ばすことで織組織を作っています。
想像以上のスピードで右に左に行き来する横糸の様子を私は見逃すばかりでした・・・
スピードを緩めてもらって、ようやく横糸が動いていることを確認・・・・
機械に折柄を読み込ませ、柄にあわせて横糸が自動で変わっていきます。


職人さんが糸のテンションの張り具合をチェックしたり、糸の種類によって空気圧を変えたり、カッターの角度を調整したりと、商品に不具合が起こらないように常に監視しています。

泉州タオルの秘密

その後、泉州タオルでは重要な「晒(さらし)」の工程に入ります。
「さらし」とは、不純物を取り除く工程です。
通常、素材の綿糸は織りやすくするために、糊やロウなどで強度を高め、滑りを良くします。
そのために織りあがったままのタオルは水をはじき、吸水性が悪い状態です。


しかし、泉州タオルの特徴である「後晒(あとざらし)」という製法は、織った後に「さらし」の工程を入れて不純物を洗い落とすことで、吸水性が高く、肌触りのよい理想のタオルになります。

「さらし」の工程後、戻ってきたタオルを見せてもらうと・・・・
ふわっふわっ!!!!!
思わず顔をうずめたくなります。
タオルなので、洗濯をすればするほどやわらかくなるというのも、特徴の一つです。

最後に、タオルのつなぎ目をカットし、フリンジ部分となるよう整えて、横端を縫製してタオルストールの完成です。

ボーダー柄とフリンジで、タオルっぽさがなく、首元を華やかにします。

職人さんの熱い思い

職人さんは、「泉州タオルのよさをより多くの人に知っていただきたい」とおっしゃっておりました。
職人さんのモノ作りに対する熱い思いと、泉州タオルの魅力・・・・肌で強く感じました。
また、モノ作りに対する興味がさらに湧き、刺激を受けた一日となりました。


今後も日本各地でつくられるこだわりの品々を紹介していきます。
それでは次回をお楽しみに!

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