佐賀県の「桐を熟知した職人が作る衣類チェスト・衣装箱」

今回、DAYSと一緒にモノ作りをしてくださったのは、(株)広津商会さんです。

DAYS QUALITY OF JAPAN 日本のものっていいな。桐を熟知した職人が作る衣類チェスト・衣装箱

大切な衣類の収納におすすめしたい桐の家具

桐の家具と聞くとどんなイメージが浮かびますか?
昔の“嫁入り道具”の代表、
着物を入れる箪笥と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今、桐の家具を使っているという方は昔に比べると少ないかもしれませんが、
桐の特徴を知ると、日本の風土に合い、
大切な衣類の収納に適していることがわかります。

桐の特徴を簡単に説明すると…、
桐は湿度が高くなると膨張して気密性が高まり、湿気の侵入を防ぎます。
乾燥時には木が収縮して蒸れないように通気性を良くする働きがあります。
このような桐の特性が日本の風土に合うことは昔から言われているので、
ご存知の方もいらっしゃると思います。
では、桐の家具なら何でも良いのでしょうか。

それは違います。
その理由は…機械と手作業とでは全く気密性が違うから。
一定の快適な状態に保つ働きができる桐だからこそ、
組立時の微妙な調整がとても重要なのです。

そこで、DAYSが自信を持って作った
桐の衣類チェストと衣装箱を紹介します。

資材屋ならではの目利きと熟練された手仕事

今回、DAYSと一緒にモノ作りをしてくださった、
(株)広津商会さんは資材販売を中心に家具の製造も行っています。
資材販売が中心ということから、資材の目利きが確かなことが伺えます。
素材の妥協は一切せず、一本の木から天板、側板に適したものを選び、
端材まで無駄なく使用されるそうです。

取材時に、衣類チェストの引出しの調整作業を見ることができたのですが、
やすりをかけた引出しを入れて引き出し、
またやすりをかけて…を繰り返されていました。
伺ったのは4月で、今はそんなに調整は必要ないということでしたが、
『梅雨時分はむずかしかですね。』とおっしゃっていて、
桐を扱うことの難しさを感じました。


今回作っていただいたのは、
この桐の衣類チェストと衣装箱。

もともとは桐の衣装箱を製造されていたので、
チェストのように大きな桐材を扱う作業に慣れるまでは、
時間がかかったそうです。
桐を一人前に扱える職人になるまで
どのくらいかかるかを工場長に質問したところ、
『桐ばっかり扱っとるけん、どのくらいかかったか忘れてしもうた。』
とおっしゃっていました。
お若い工場長でも職人暦28年!
ベテランの職人さんが多かったので、
みなさん当たり前に桐を扱うようになっているんですね。

置く場所を選ばない、モダンな桐チェスト

衣類チェストでいちばんこだわったところは、デザインと色。
リビングに置いても違和感のないシンプルなデザインに、
和室にも洋室にも合うナチュラルとブラウンの色を選びました。

シンプルでありながら細部にもこだわり、
『前板二重仕様』は一枚の板に取っ手を付けるよりも
引き出しやすく、見た目もモダンな印象に。
角の加工は『留め加工』と言い、職人さんの腕の見せどころ。
角と角がぴったりと合わさっているのは、すっきりとシャープな印象になります。

買い足してもスタッキングできる衣装箱 

衣装箱のいちばんのこだわりは、
どのタイプもスタッキングできる印籠式の加工。
今回DAYSで桐の衣装箱を作るということで、
長く便利に使っていただきたいと思い、
この加工をお願いしました。
工場長も、『出来上がりを見て、いいなあと思うた。』と
素直におっしゃっていました。

若い世代にも桐を身近に

今後の展望があれば…とお聞きしたところ、
若い世代にも桐の家具の良いところを知ってもらえるよう、
どんどん新しいデザインにもチャレンジしていきたいと、意欲的に答えてくれました。
今後もぜひ、DAYSと一緒にモノ作りをしていただき、
新しい桐の家具を作る手助けをしていただきたいと思います。

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