北欧インテリア

北欧の家具・雑貨・ファブリック好きの人におすすめインテリアをご紹介。

FEELWELL 北欧インテリア かわいくて、機能的な北欧テイストのお部屋づくりFEELWELL 北欧インテリア かわいくて、機能的な北欧テイストのお部屋づくり

Designers

北欧デザイナーズ コレクション

  • 整然とした色使いの“静”
    整然とした色使いの“静”
    Anu SaariFEELWELL
    ヘルシンキ在住のデザイナー。国内外の企業のために、様々なコンセプトデザインを手掛けている。中でもフィンランドのテキスタイルメーカー「フィンレイソン」のためにデザインしたパンダ柄の「アヤトス」は代表作のひとつ。デザイナーの商品を見る
    Anu Saari
  • 力強く大胆な色使いの“動”
    力強く大胆な色使いの“動”
    Teresa MOORHOUSEFEELWELL
    「アルテック」や「マリメッコ」など北欧を代表するブランドのプリントデザインを手掛けてきたほか、イラストやデザインの分野で活躍。フィンランドの豊かな自然と日常生活のシーンから生まれるグラフィカルで遊び心あふれる作品にファンも多い。デザイナーの商品を見る
    Teresa  MOORHOUSE

「Anu Saari」 Duvet Cover

このデザインのコンセプトは「Konsertti」と言います。フィンランド語で、コンサートという意味です。コンサートでは、さまざまな楽器が登場し、それぞれの音が重なりあって生まれてくるハーモニーや、曲の構造に、私は魅了されます。そんな音楽の魅力、音やリズムにインスピレーションを得て、このデザインに取り組みました。

私は子どものころ10年間くらいピアノを弾いていたんです。当時、実は、楽譜を読むのが嫌いでした。でも譜面を描くのは、音楽が目に見える形になるので、とても面白いことだと感じていました。このデザインには、そんな私の子ども時代の思い出もこめられています。デザインも音楽を奏でることに、似ているかもしれませんね。

このデザインをするとき、私は、グラフィック要素を選んでダイナミックに配置して、いろんな色を試してみたり、選んだりして素敵なハーモニーを探そうとしていました。そのさまざまな行程は、素敵な音楽の演奏にも置き換えられるような気がしませんか。この「Konsertti」は私にとっても、特別なデザインになりそうです。ここしばらくのあいだ、私は、ドットとラインだけを使って、そこにグラデーションや、ちょっとしたノイズを加えたりする新しい手法をトライしてきました。「Konsertti」は、その手法を取り入れた私のはじめてのテキスタイルデザインなのです!

「Anu Saari」 Curtain

このデザインのコンセプトは「Hipat」と言います。フィンランドの古いことばで、人々がダンスをする小さなパーティのことを表しています。私は「動きを見せること」そして「物語を感じさせること」によくインスピレーションを得て、デザインをします。小さなモチーフたちの動き、整然とした色使いからシンプルなデザインを生み出すのが好きなのです。

このカーテンも、まさにそんなデザインです。整然と空中に舞う紙ふぶきの動きを表現することでパーティをしている部屋の中に、風が吹き込んできたイメージを見せています。その風は、ダンスをしている人たちが起こしたものかもしれないですし、ふわふわと舞う紙ふぶきからは、華やかなお祝いの雰囲気、そして楽しい気分が感じられます。このデザインを見た人たちの心の中で物語が広がっていく、きっかけになればと思います。

カーテンは、常にお部屋の中にかけられていて、とても大きな面積を占める、インテリアでも大事なファブリックのひとつです。暮らしの中で、長い時間、私たちのそばにあるものなのでシンプルでいて、目を喜ばせてくれるようなデザインと色使いにしました。

「Anu Saari」 Private Photos

アトリエは自宅とは別にあるのですが、最近は家の中にあるデスク、お気に入りのカフェや静かで落ち着く図書館でお仕事をすることが多いです。デスクは、ベッドルームの壁面に、書棚に囲まれた形で設けました。ペンをたくさん立てているシェルフは、日本で購入したもの。すでに荷物はいっぱいだったのですが、とても気に入ったので、スーツケースになんとか詰め入れて、フィンランドまで持ち帰りました。

家の中でのお気に入りの場所は、ダイニングのテーブルまわりです。この場所に、差し込んでくる美しい光が気に入っています。窓辺に飾った植物たちも大好きなの。そして、お庭で植物を育てるのが好き!さまざまな植物や花が育っていくのを見ることができるのは夏のお楽しみです。今年は、はじめてアジサイの花を咲かせることもできました。

そして、夏のあいだはお庭で、食事をしたり、子どもたちの遊び場所になったり、お昼寝する場所になったり、暮らしのためのスペースが広がるのも、うれしいところです。大きな木と木のあいだに、ロープをかけて洗い立ての洗濯物を干したりするのも、いい香りがして、気持ちがいいですよ。ウッドデッキを敷いたテラスは、仕事場所にもなります!

「Teresa MOORHOUSE」 Duvet Cover

北欧の春夏の季節、透明感のある光の中を歩く優雅なたたずまいのシカの姿を描きました。小さな丘の草原にあふれる豊かな緑と花々の中をシカは友だちと一緒に歩いて、旅をしています。気候的にも北欧のベストシーズンを迎える時期なので幸福感のある雰囲気とリラックスした雰囲気を表現したいと考えました。男女ともに愛されるユニセックスな色使いを意識しています。

ベースのダークブルーは、夜の雰囲気を表現しました。フィンランドの北部で起こる「白夜」は有名ですが北欧の夏の夜は、真っ暗というわけではなくすこし光を感じることができます。澄み切った空気と光、北欧の夏の夜の雰囲気を出したいと考えました。カーテンと寝具カバーのデザイン両方に、「Kissankello」の花を取り入れているので、カーテンと寝具カバー両方お使いいただくと、ベッドの上には、シカたちが歩く草原が広がり、窓辺に吊るしたカーテンには花が咲き誇っていて……そんなイメージで、北欧の夏の雰囲気を楽しんでいただけると思います。

「Teresa MOORHOUSE」 Curtain

フィンランドで、「Kissankello」と呼ばれるカンパニュラの仲間の花をモチーフに描きました。「Kissankello」は、野生の野の花として、フィンランドの人々に、とても親しまれている花です。夏になると、摘んできて、家の中に飾ります。

特にミッドサマーのお祝いのときには、家族や友人など、親しい人たちと囲むディナーテーブルの上を「Kissankello」の花で飾ることが多いです。「Kissankello」は、北欧の天気のいい夏の時期にピンクやバイオレット、フレッシュオレンジ、ブルーなど鮮やかで明るい色の花を咲かせます。そんな夏の陽射しに負けない、力強い色使いで遊び心をもって、大胆に、花を描きました。

「Teresa MOORHOUSE」 Private Photos

住まい兼アトリエから、のぞむことができるお庭は、いちばんのお気に入りの場所。フィンランドの自然が大好きなので、私の創作にも、大きなインスピレーションを与えてくれる場所です。玄関の横にある部屋をアトリエにしているのですが、私のデスクの窓からも、お庭を見下ろすことができます。

ヘルシンキの街中ではめずらしい、広々とした中庭はその周りをぐるりと囲む、いくつかのアパートメントの住人たちが共同で、緑や自然を楽しむことができる空間です。ライラック、りんご、ライムのほか100年前から大切にされてきた木々もあります。そんな大きな樹木に守られているような緑の空間で子どもたちも、安心して遊ぶことができます。

私も幼少期、10歳になるまで、いまと同じアパートメントに暮らしていたので、この庭は自分が子どものころの思い出も残る場所。噴水がある芝生の広場では、ランチやおやつを楽しんだりご近所の方々とピクニックやパーティをすることも。そんなときは、家から食器やクッションを持ち出して楽しむことができるので、家のすぐそばに自然が広がることをうれしく思っています。