
「へぇ〜」と思わず唸る、料理研究家・有元葉子さんの想いと新潟県燕市の棒工業さんの職人技術からできた水切りかごをご紹介。
この交差が無いって、格好良いデザインという事だけなのかなと思っていましたが、まさか拭きやすいという所からだったとは思いもよりませんでした!
一言で職人さんの手が、とおっしゃっていますが、熟練の技が無いと完成しきれない。もはや芸術ですね。
この水切りトレイ、マット調なヘアライン加工されているので非常に見た目も美しいにも特徴ですね。見逃しがちですが、トレイの厚みも0.8mmと普通のトレイの2倍の厚みの物を使っています。
水切りかごに18-8ステンレス(錆びにくいとされているステンレス)を使用していても、コスト面でトレイには18-0ステンレスを使用するのが一般的。でもラバーゼは清潔さにこだわってトレイにも18-8ステンレスを使用しています。素材の観点でも、この価格は納得です。
上の写真は有元さんが使っていらっしゃる試作品。試作品は最初のモデルなので、今のモデルと足の部分の構造が違うんです。今のタイプは4本足タイプなので、スッキリしているし、水切りかごの下の部分も掃除をしやすいのです。発売した後も良い物を作る為にリニューアルし続けているんですねぇ。
清潔とかお皿を立てやすいという事が長所の商品は沢山ありましたが、頑丈な水切りかごというのはあまり聞いた事がありません。お手入れしやすくて、かつ丈夫。そして、美しいフォルム。本当に「いっちょうら」な水切りですね。
− 料理研究家 有元葉子さん
− ササゲ工業 株式会社 捧大作さん