ラバーゼ(la base)水切りかご

「へぇ〜」と思わず唸る、料理研究家・有元葉子さんの想いと新潟県燕市の棒工業さんの職人技術からできた水切りかごをご紹介。

Look at me! くらしのいっちょうら特集「へぇ〜!!」「へぇ〜」と思わず唸る日用雑貨

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3つのへぇ〜!!ポイント有元さんと捧さんに取材してきました!

料理研究家 有元葉子さん
専業主婦時代に雑誌に出演した事がきっかけで料理研究家に。料理だけにとどまらず、シンプルで無駄の無いライフスタイルにも支持が多い。
ササゲ工業 株式会社 捧大作さん
1926年創業された新潟県燕市のステンレス製品の製造メーカー。長年の金属加工技術で培われた職人技で、家庭用品をはじめとして精密金属加工まで行う。
ポイント1
ワイヤーが
交差しない!!

そのワケは?
ポイント2
美しすぎる
トレイの

ヒミツ
ポイント3
試作品でも
10年使えて
いるなんて!

水垢が付きにくく、フキンで拭きやすい水切りかごが欲しい。そんな思いから交差の無いデザインを依頼しました。

水垢が付きにくく、フキンで拭きやすい水切りかごが欲しい。そんな思いから交差の無いデザインを依頼しました。
有元さん
有元さん:調理をして、洗って、水を切って、お皿をしまって、そして水切りかご自体を洗って拭くまでが私にとって料理。今までの水切りかごだと、ワイヤー同士の接地面に水垢がたまったり、拭きにくいと思っていました。そこで、洗いやすく、そしてフキンで拭きやすいワイヤー同士の交差がなるべく少ない水切りかごを作れないのか?という所からスタートしたのが、この商品です。
「へぇ〜!!」POINT

この交差が無いって、格好良いデザインという事だけなのかなと思っていましたが、まさか拭きやすいという所からだったとは思いもよりませんでした!

職人が一つ一つ手作業で組み立てないと歪んでしまうんです。0.1mmの精度を求められる水切りかごは絶対にこれだけですね笑

職人が一つ一つ手作業で組み立てないと歪んでしまうんです。0.1mmの精度を求められる水切りかごは絶対にこれだけですね笑
捧さん
捧さん:交差の無い水切り、つまりお皿を立てる部分に補強をせずに製品化しようとすると、通常のワイヤーよりも太い物を用意しないといけません。更に、色んなお皿を立てられるようにしようとすると、間隔も狭めないといけません。だから少しでも組立のポイントがズレると、しっかり組めないし歪んでしまいます。なのでワイヤーを一つ一つ職人が手作業で曲げて、はめ込んでいます。ほんと、職人の技術と労力が非常にかかっている商品。感覚ですけど普通の水切りの3〜4倍の労力がかかっていますね。(笑)
「へぇ〜!!」POINT

一言で職人さんの手が、とおっしゃっていますが、熟練の技が無いと完成しきれない。もはや芸術ですね。

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当時のトレイって浅いバットのような物が主流で。お手入れのしやすさを考えたら、水が勝手に流れてくれたら良いのにと思ったんです笑

当時のトレイって浅いバットのような物が主流で。お手入れのしやすさを考えたら、水が勝手に流れてくれたら良いのにと思ったんです笑
有元さん
有元さん:10年前は今でこそ一般的な水が勝手に流れるタイプのトレイはあまり無くて。浅いバットのような物を代用していました。当然、お皿の水を切るたびにトレイの上に水が残るので毎日手入れをしていても、どうしても水垢がついてしまいました。そこでトレイに角度をつける事で水が流れる様に。そして縁の角部分に水垢が溜まるのが嫌だったので、巻き込みを無くすようにお願いしました。
「へぇ〜!!」POINT

この水切りトレイ、マット調なヘアライン加工されているので非常に見た目も美しいにも特徴ですね。見逃しがちですが、トレイの厚みも0.8mmと普通のトレイの2倍の厚みの物を使っています。

水を流す為の計算し尽くされたカーブ。金型で大量生産できません。職人技の精度が必要される『絞り加工』でないと作れないのです。

水を流す為の計算し尽くされたカーブ。金型で大量生産できません。職人技の精度が必要される『絞り加工』でないと作れないのです。
捧さん
捧さん:トレイに角度をつけすぎると、水切りのかごに干渉する。低すぎると流れない。絶妙な高さを何度もサンプルを作って探りました。このトレイのカーブも水が流れる様に計算して作っています。このカーブは非常に繊細な形なので、金型で一気に成型する事ができず、精度が必要とされる『絞り』という加工で実現しています。マット加工したヘアラインのデザインも相まって、デザインとしても他には無い物が出来たと自負しています。
「へぇ〜!!」POINT

水切りかごに18-8ステンレス(錆びにくいとされているステンレス)を使用していても、コスト面でトレイには18-0ステンレスを使用するのが一般的。でもラバーゼは清潔さにこだわってトレイにも18-8ステンレスを使用しています。素材の観点でも、この価格は納得です。

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実は私のスタジオで使っている水切りかご、10年前の試作品なんですよ笑

実は私のスタジオで使っている水切りかご、10年前の試作品なんですよ笑
有元さん
有元さん:いつも試作品を何か月も使用して、本当に使いやすいか?を探っています。その時心がけているのは、試作品を『テスト』するのではなくて、『普段の生活の中で使うこと』です。この水切りかごも試作品を作ってもらってはお皿を置いて間隔を確かめて、また作り直してもらうを繰り返しました。ちなみに、今のスタジオにある水切りかごは最初に作った試作品なんですよ。使うたびにお手入れをしているので、今でも現役です。
「へぇ〜!!」POINT

上の写真は有元さんが使っていらっしゃる試作品。試作品は最初のモデルなので、今のモデルと足の部分の構造が違うんです。今のタイプは4本足タイプなので、スッキリしているし、水切りかごの下の部分も掃除をしやすいのです。発売した後も良い物を作る為にリニューアルし続けているんですねぇ。

狙っていたわけでは無かったのですが、ワイヤーを沢山使うことで耐荷重量10kgと物凄く頑丈な水切りになったんです。

狙っていたわけでは無かったのですが、ワイヤーを沢山使うことで耐荷重量10kgと物凄く頑丈な水切りになったんです。
捧さん
捧さん:底面のワイヤーの間隔が広いとお皿は倒れてしまいますし、狭いと立てられる皿の幅が狭まる。有元さんと試行錯誤して辿りついたワイヤーの間隔というのが1.1cmでした。結果、ワイヤーを沢山使う事になり、今までの水切りとは比べものにならないくらい、耐荷重量が大きい頑丈な水切りになりました。ここまで頑丈な水切りかごはそうそう無いと思います。
「へぇ〜!!」POINT

清潔とかお皿を立てやすいという事が長所の商品は沢山ありましたが、頑丈な水切りかごというのはあまり聞いた事がありません。お手入れしやすくて、かつ丈夫。そして、美しいフォルム。本当に「いっちょうら」な水切りですね。

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世界に誇るステンレス製造技術を持つ「新潟県」の職人と作る 使いやすさ、美しさ、耐久性、手入れのしやすさ を兼ね備えた台所道具を使って欲しい。世界に誇るステンレス製造技術を持つ「新潟県」の職人と作る 使いやすさ、美しさ、耐久性、手入れのしやすさ を兼ね備えた台所道具を使って欲しい。

飽きの来ないシンプルなデザインだから、長く使って頂けると思います。

− 料理研究家 有元葉子さん

la base(ラバーゼ)はイタリア語で、「基本」という意味。どの商品もデザインありきではなく、使い方、使い心地から入った商品です。「基本」をコンセプトにしていますが、使い方を工夫することで色々な調理に応用出来、また飽きの来ないシンプルなデザインなのできっと長く使って頂けると思います。今回お話をさせて貰った水切りかごだけで無く、他の道具も是非使ってみてください。

これからも唯一無二な
水切りを世の中に
出し続けます。

− ササゲ工業 株式会社 捧大作さん

正直、私達が作っている水切りは他のメーカーさんには真似できないと自負しています。
これからも唯一無二な水切りを世の中に出し続けられるように頑張っていきたいと思います。期待していてください。

こぼれ「へぇ〜!!」

こぼれ1
水切りかごに使われている横型の箸・包丁ポケット。立て掛け型だと底面に手を入れられず、お手入れしにくいからという事で、横型が生まれました。
こぼれ2
代表作と言われるのは水切りかごだが、実は最初にラバーゼとして作られたのは、ステンレスボウルとステンレスザルだった。
こぼれ3
水切りかごとポケットには、ワイヤー上、トレイは背の部分にに小さく「la base」という刻印が刻まれている。ワイヤーに刻印って珍しい。物凄く格好良いです。
こぼれ4
この水切りかごの第一弾を開発するのに2年の期間を要した。ちなみに一番開発に時間がかかったのはボウルである。時間がかかりすぎて具体的な年数は忘れてしまったそう。笑

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