ベネビス30周年

私とベネビスの30年間の歩みをご紹介。

私とベネビス

無理せずおしゃれが
できて、どこまでも
歩けるパンプス

投稿者:tohoさん 神奈川県 49歳

私は高校生のとき、体育の時間に馬跳びをした際に、右足の薬指を骨折してしまいました。
その骨折は、近所の小さな診療所では発見されず、そのまま放置されてしまい、結局変な骨の付き方をしてしまい、それから数十年経った今でも、ヒールのある靴をはくと薬指が痛みます。
指をかばって歩くためか、右足は外反母趾にもなってしまいました。

学生時代、おしゃれな靴を履いてデートに行きたいと思っても、ヒールのある靴や先のとがった靴は履けず、コンフォートパンプスと言えば、当時は安っぽい合皮で黒や茶色ばかりの、全くデザイン性が無視された、いかにも高齢者向けのものでした。

もともと服や靴のウィンドウショッピングが大好きだった私は、ときに悲しい思いで美しい靴を眺めて歩きました。
ドイツのメーカーではオブリークトゥの靴がたくさん出ており、足に良いことを知りましたが、ごつい感じがしましたし、何より高価で手の届かないものでした。

そんなとき、たまたまネットの広告で見かけたベルメゾンのかわいい服を買ったことがきっかけで、ベネビスにオブリークトゥのかわいいパンプスがたくさんあることを知ったときの感動たるや、今でも忘れることができません。
しかも、ドイツのメーカーよりもずっとかわいいデザインで、デザインの種類もたくさんあり、さらに学生でも手の届く価格帯でした。
若い女性向けのコンフォート靴にいち早く目を付け、様々なデザインを出していたのは、ベネビスの先見の明ではないでしょうか。

中でも思い出の靴は、靴全体がベージュゴールドで、プリーツのバックルのついたローヒールシューズでした。
まだメタリックカラーを日常使いをする、という流行もなかった時代に、抑えた上品なゴールドが輝く本革のオブリークトゥパンプスは、どんな服にも似合い、友人たちに皆褒められるほどで、私の自慢でした。
「オブリークトゥ、かわいいですね。どこに売っているの?」
と聞かれることもたびたびでした。
どんなに長く歩いても、痛くなるどころか、ふかふかの中敷きで、疲れることもありませんでした。

夫とのデートで何度履いていったことでしょう。
無理せずおしゃれができて、どこまでも歩けるパンプスは、外出時に無意識に手に取ってしまうほどでした。

夫と結婚後も宝塚観劇などにはいつもそのパンプスが登場し、何度も靴底を直してメンテナンスしてきたのですが、いつしかゴールド箔がはげ落ちてしまい、数年前にとうとう処分することになりました。

オブリークトゥとふかふかの中敷きと、高級感あふれるコンフォートパンプスは、私が足に負った傷と、心の傷を常に忘れさせてくれるものでした。
これからもお世話になりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

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