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湿気対策!簡単なニオイ・カビ・結露の対策

湿気対策!簡単なニオイ・カビ・結露の対策

2017.05.15

掃除用品/お手入れ用品

梅雨時や冬、床がジメジメしたり窓に結露が出たりと、湿気に悩まされるご家庭も多いのでは?過度な湿気はダニやカビ、さらに虫をも招いて良いことナシです!まずは湿気が大量に発生してしまう原因を知り、ご自宅の環境や生活習慣を振り返ってみましょう。簡単な湿気対策方法と、便利なグッズもご紹介しています!

不快感だけじゃない。湿気が引き起こす様々な問題とは?

みんな悩んでいる?イヤ~な湿気。

昔の家は木材をメインに立てられていたため、資材そのものが呼吸(換気)する役割を果たしていました。ところが、近年では建築資材の変化や建築技術の向上により、機密性・断熱性向上がアップ。素材自体の機能性が進化した反面、家自体の自然換気が減っています。
2003年、シックハウス対策(ホルムアルデヒド対策)として建築基準法の改正が行われ、24時間換気システムなど換気設備設置が義務付けられました。
しかしそれ以前に建てられた家も多く、最近の家やマンションでも生活習慣による換気不足からか、湿気に悩まされる声は多く聞こえてきます。
実は多くの人が悩んでいる湿気。この湿気問題にオサラバするには、各家庭での計画的な換気が不可欠なんです。

窓にべったり「結露」

結露とは、室内と室外の温度差が大きいと起こる現象です。冷たい飲み物を入れたグラスに水滴がつくことをイメージするとわかりやすいかもしれません。
家の中の湿度&温度が屋外よりも高い時に、冷たい窓や床に空気が触れると、空気中の水分が飽和状態となって水滴(結露)になります。ここで注意したいのが、結露の発生場所は窓だけでなく「温度差のあるところ」という点。窓がジメジメしているなと感じたら、押入れもチェックしましょう。
結露はカビ・ダニを招くだけでなく、家の柱など住まいそのものにダメージを与えるから要注意です!

いつの間にか発生する「カビ・ダニ」

カビ・ダニは水分が大好物。湿度の高い状態や結露をほうっておくと、家の中がカビ・ダニの温床になってしまいます。一般的に湿度60~70%以上は特に繁殖しやすいと言われており、見た目の不快感だけでなく、健康被害を被ることも。

どこからかやってくる「虫」

気付くとどこからかやってくる梅雨時の虫、ご存じですか?
名前を「チャタテムシ」と言います。咬んだり攻撃をしてくることはありませんが、アレルギーの原因となることがあり、本や革製品が傷む原因にも。
チャタテムシはカビをエサに生息し、多湿の場所が大好き。チャタテムシの大発生を防ぐには、エサとなるカビの発生を防ぎましょう。

湿気はどこから来る?発生源を知ろう

生活習慣による湿気の発生

生活しているだけなのに、なぜか湿気が溜まって困る!という方は、もしかすると普段のなにげない行動が、家の中に湿気をため込んでしまっているかもしれません。
思い当たる点がないかチェックしてみてください。

リビング……
洗濯物を部屋干しすると大量の水分が放出されます。部屋干し後、換気はしていますか?

寝室……
寝た後の布団をそのままにしていると、湿気がこもりがち。

水回り(台所、お風呂場)……
使用後、水気があるまま放置すると湿気がこもることに。また、使用後ドアを開けっ放しにすると他の部屋にも影響が。

観葉植物……
植物の呼吸によって、また湿ったままの土から水分が発生することが。置きすぎにはご注意。

快適な湿度とは?

カビ・ダニなどの繁殖を防ぐ範囲で、体が乾燥しすぎず快適に過ごすためには、湿度を50%程度に保つことが良いとされています。ジメジメにお困りの方は、換気を心がけるとともに「湿度計」を置いておいて目安にするのがおすすめ。

スグできる!湿気をためない生活

簡単にできる湿気対策

お金をかけず簡単にできることと言えば、まずは窓を開けての換気です。換気扇などを活用し、空気の流れをつくって湿気を外に逃がしましょう。
また、濡れたもの・濡れた場所をそのままにしないことも大切です。シンクや洗面台に残った水をこまめに拭き取るだけでも変わってきますよ。シンク下や洗面台下は、扉を開けて中の熱・湿気を逃がしましょう。
クローゼットや押入れには、ものを詰め込みすぎないように。また、起きてすぐのふとんは湿気を含んでいるから、晴れた日には干してから押入れにしまうのが◎です。

除湿器・エアコンを活用

こまめに換気してもジメジメと湿気がこもりがちの場合、除湿器エアコンの除湿機能を使うのは大いに有効です。でも年中稼働させると電気代が大変なことになりますし、新たに購入するとなると、なかなかスグにとはいきませんよね。
ならば、簡単に除湿できるアイテムを使ってみましょう!

これは使える!湿気・カビ・結露対策アイテム

重曹は天然素材の除湿剤!

いろいろな用途に使えて重宝する天然素材の重曹は、除湿剤としても活用できます。使い方は簡単、小皿や小瓶に重曹を盛り、湿気が気になる場所に置いておくだけでOK!湿気だけでなく、イヤなニオイもまとめて吸い取ってくれます。
湿気を吸って固まってきたら、お掃除用として消費すれば一石二鳥♪
お部屋や廊下に置く時は、精油アロマオイルを数滴たらしておけば、芳香剤としての香り効果も♪

クローゼットやげた箱に、除湿アイテムを

湿気がこもりがちなクローゼットや押入れ、げた箱には、吊しておくだけ・入れておくだけの除湿アイテムが便利です。湿気を撃退し、カラリと快適な空間をキープしてくれるのでラクチン。繰り返し使えるものや、消臭効果のあるものなど種類豊富だから、使いやすいものを見つけてみて。

寝室の湿気対策。ふとん派の人向け&ベッド派の人向け

「布団を敷きっぱなしにしていると湿気が溜まる」ということはよく知られていますね。人は寝ている間にコップ1杯分(約200cc)の汗をかくと言われています。布団が吸い取ってしまうため、一見気付きにくいですが、吸い取られた汗(湿気)は布団の下へ溜まっていくことに。
特に注意したいのが布団派の人。畳よりもフローリングの床に直接布団を敷いている方が、湿気が溜まりやすくなります。寒い時期なら、寝ている間に体温で暖まった空気が床に触れることで結露の原因にも。


【布団派の人向けおすすめグッズ】
すのこ……床と布団の間に空間ができるので、空気がこもりにくく、湿気を防ぐことができます。折りたたみ式のものをつかえば、室内干しも簡単!

【ベッド派の人向けおすすめグッズ】
除湿シート……布団とマットの間に敷く除湿シートがおすすめ。マットにこもりがちな湿気を吸い取ってくれます。

貼っておくだけ、バイオの力でカビ対策!

最近では、壁や天井に貼るだけ、またはお部屋に置いておくだけで、バイオの力でカビの繁殖を抑える便利な対策グッズがあります。
「カビが発生しない」「お掃除の手間が省ける」「リピートしたい」などなど、レビューでも高評価♪
薬剤を使わず微生物の力を利用しているので、小さなお子さまがいるご家庭でも使いやすく、1度セットすれば効果は数ヶ月~半年ほど続くから掃除もらくちん。カビにお困りの方はぜひチェックしてみてください。

窓に貼るだけ!可愛く結露対策

結露が発生しやすい窓には、水分をしっかり吸い取る結露シートを貼るのがおすすめ。防カビ機能を備えたものや、インテリアのアクセントになるようなおしゃれな模様のものがお手頃価格で販売されています。
カビが発生しやすい場所=窓周りのカーテンやクロスには、防カビスプレーを吹きつけておくのも効果的ですよ。

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