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子どもの「やる気スイッチ」入れ方実践編③~集中しすぎ?優先順位が守れない、忘れ物が多い~
2018.06.05
「ベルメゾン×やる気スイッチグループ」コラボによる連載企画。引き続き、モニターママの「やる気スイッチ流子育て」実践レポートをお届けします!登場していただくのは、男の子の兄弟を持つママさん。今回は「長男くんのお悩み編」です。“物事の優先順位が守れない”“整頓が苦手で忘れ物が多い”などにお悩みのようですが、果たして……?
■やる気スイッチグループ
シニアコンサルタント
■佐藤 広康さん
*プロフィール*
小・中学校の校長や教諭などへの現職教育、塾講師などへのコーチング研修、保護者への子育て講演など、教育関係の研修実績は1万人を超える。大手自動車会社、外資系企業をはじめ、世界的な優良企業でも研修を行う。心と心のふれあいを大切にする人材育成のスペシャリスト。2児の父。
モニターママのお悩みを次々と解決へと導いてくださる佐藤さん。
今回も引き続きご登場いただきます!
\これまでの実践編はコチラ/
お悩み解決編・第1弾~寝かしつけ方と国語の勉強~ →
お悩み解決編・第2弾~言い訳しがちな子どもの心理と、苦手なことへのチャレンジ~ →
お悩み解決編・第4弾~ゲームの時間を守れない、 学習意欲が続かない~ →
モニターママには、やる気スイッチグループ独自の診断「子育て応援Navi」を受けてもらい、お悩み内容を書いたシートと共に提出。
やる気スイッチさんで診断結果が出た後に面談を行い、お悩みに沿ったアドバイスを伝授してもらいました。
今回ご登場いただくモニターママは、元気いっぱい、男の子の兄弟を持つYママさんです!
Yママの家族構成は……
【Yママ家族】
・Yママ(38歳)
……兄弟2人、それぞれの個性を見守りながら、「じっくり接する」ことを大切に子育て中。子どもが遊びも勉強もバランス良くこなせるように気を配っている。
・夫(47歳)
・長男(11歳・小学5年生)
……初対面の相手にも人見知りしない、明るいキャラクター。長所は人にやさしくできる点と、気持ちの切替が早いところ。ただ、叱られてもへこまないのでYママとしては空振りを感じることも。何かに熱中し始め、他が目に入らなくなることがよくある。
・次男(6歳・保育園の年長クラス)
……甘えたがりで、元気でやんちゃ。でも初対面の人には人見知りすることも。言われたことへの反応が早く、大人の真似をサッとやって見せたりするので、理解力には長けている様子。お絵かきなど、好きなことには長く取り組めるので、集中力もありそう。
今回は、小学5年生の長男くんに対するYママのお悩みにスポットを当てます。
次男くんへのお悩み解決は【実践編④】でご覧いただけます!
【Yママのタイプと傾向】
Yママは、結果よりも頑張るプロセスを大事にする「努力タイプ」の人。日頃からお子さんの頑張りや成長をしっかり見守っている様子がうかがえます。
ただ、子どもさん達を思うあまり「他の子どもができることは、同じようにできてほしい」と期待してしまう部分があるようです。
【長男くんのタイプと傾向】
Yママと同じ「努力タイプ」でした。結果を重視する「結果タイプ」の傾向も少しあるようです。
そしてひとつのことに集中して長く取り組める、そんな長男くんは、興味のある分野を見つけて「やる気スイッチ」が入れば天才になれるタイプですよ。
また、長男くんはホスピタリティ(貢献願望)がすごく高いようです。Yママも「人に優しい」と評価しているように、人のために動けるフォロワータイプの人。この部分を伸ばしてあげれば、将来は心理職や人を支える仕事で大きな力を発揮できるでしょう。
【Yママが長男くんに接する際のポイント】
フォロワータイプの長男くんは、自分が挑戦するよりも「挑戦している人を支えてあげる」ことがとても得意。
長男くんを褒める時は「何かにチャレンジしたこと」よりも、「人のために何かしてあげたこと」を取り上げてあげる方が◎。
逆に言うと、難しいことに立ち向かう「挑戦」を期待していると、長男くんは息苦しさを感じてしまいそうです。
二人以上のきょうだいを育てる親御さんの中には、「どの子どもも同じ育て方をしないと」と思い込んでいる方がいます。
でも、考えてみてください。
もともと少食な子と、たくさん食べる子。二人に同じ量の食事を与え続けることが、果たして平等と言えるでしょうか?
この場合、その子に合った量を食べさせてあげることが理想ですよね。
子育ても同じです。子ども一人ひとりに合った育て方で、才能を伸ばす(宝石を磨く)サポートが大切。
きょうだいでルールや対応が違ってもOKなんです。
ただ、忘れてはいけないことは、子どもに親の意図をきちんと伝えること。
「みんな得意・不得意が違うから、愛を持って育て方を考えているよ」と、子どもさんが納得するように話してあげることを忘れないでくださいね。
【お悩み①】
優先順位を守れない
長男は本を読んだりお話を書いたりすることが大好き。
その個性は大切にしたいと思っているのですが、夢中になりすぎる傾向があって、いったん好きなことを始めると、優先順位を忘れてしまうようです。
他にすべきことがあっても、目の前の遊びから離れられません。
学校の先生からも、教育懇談の時に「次の授業の準備をするべき時に、別のことに夢中になっている」と指摘を受けてしまいました。
以前は「やることリスト」を作ってチェックする、といった工夫をしていたのですが、続かずうやむやに……。
しなくてはいけないことと、その順番は本人も認識するのですが、行動に移せない。なんとか自発的にできるようになってほしいです。
【お悩み②】
部屋の整理整頓、出かける準備ができない
長男のカバンの中や机の上は、いつも散らかっています。
また、持って行くべきもの・持って帰るべきものを忘れやすく、いつも直前になって焦り、バタバタしています。
私が特に気になるのは、そのことについて本人が特に反省もなく、忘れっぽい自分を気にしている様子がない点です。
整理整頓・事前準備を習慣づけたいのですが、うまく誘導できません。どうすればいいでしょうか?
長男くんが物事に長く集中できる天才タイプという点から、今回は【お悩み①】も【お悩み②】も、一挙にお答えします。
ハッキリ言うと、2つのお悩みについては、「Yママが諦める」ことが賢明です。
Yママは「夢中になると他のことが目に入らない」点を心配していますが、これは短所ではなく、他の子どもにはない特技。やる気スイッチグループで「宝石」と呼ぶ、才能のタネです。
この天才肌・過集中という特性を持つ子どもは、どうしても物事の優先順位が乱れがちなんです。
長男くんには、苦手なこと(この場合は優先順位に沿った行動や整理整頓など)よりも、興味・関心があることに対して徹底的にエネルギーを使わせてあげる方が、将来、才能を開花させて社会でより活躍できたり、自分らしい人生を送るためのプラスになります。
そのためにも、親御さんが「集中できる環境」をサポートしてあげなくては。
長男くんが興味を持った本を買い与えてあげたり、苦手な整頓や持ち物の準備を手伝ったりしてあげましょう。
大丈夫です、忘れ物が多い・部屋が汚いことは、人生の幸福度を左右するほどのことではありません。
それよりも、社会で求められる替えのきかないスペシャリストになれる才能を大切にしましょう。ぜひ「人のために動きたい」というホスピタリティの高さを伸ばしてあげてほしいです。
《今後の具体的なアドバイス》
翌日の登校準備については、今はまだYママが一緒にしてあげるのがいいでしょう。おそらく、中学3年生くらいまでには、他の子どもと同じように自分でできるようになると思います。まだ小学生ですし、心配するほどではありません。
また、「やることリスト」はいいですね。可能であれば復活させて、お母さんが誘導しながら続けられるか様子を見てみては?
「他の子どもと同じように」と期待して育てると、才能の芽を摘んでしまうことになるし、長男くんもYママも苦しいでしょう。もっと言うと「忘れ物をしないでほしい、整理整頓できるようになってほしい」は、親の希望ですよね。
社会で必要とされる人材になれば、日常生活でできないことがあったとしても、周囲がサポートしてくれます。せっかく才能があるのに、万能という名の平凡な存在になる必要はないんですよ。
「他の子どもができないことを、できるようになる子なんだ」と考えれば、今のお悩みはわりと些細なことのように思えませんか?
正直なところ、アドバイスをいただいて「安心した」のひと言です。
「周りの子どもはできるのに、どうしてウチの子だけできないんだろう」と悲観的になることも多かったのですが、子どもの特性を見ずにひとりよがりしていたような気がします。
もう小学5年生だし「やってあげる・助けてあげる」からは卒業かと思っていたのですが、先生に「長男が実力を発揮できる環境を整えてあげることが、人生をサポートすることにつながる」と指南していただいて、本当にホッとしました。
Yママに「やる気スイッチ流子育て」を実践してもらった後、再び面談を実施。果たして、その結果はいかに!? Yママの子育てはどう変わったのでしょうか。
◎世話をやくことに罪悪感がなくなった!
例えば翌日の学校の用意など、長男の代わりにやってあげることに対して、これまでは「どうしてできないの?」とマイナスな思いを抱えていました。「本当は本人にやらせるべきだけど、私がうまく子育てできていないから……」と、罪悪感のようなものもありました。
でも「手伝うことは、長男の才能を伸ばすためにサポートすること」と教えていただいたので、私自身の罪悪感がなくなり、気持ちがとてもラクでした。
◎子どもも前向きにとらえている様子
長男自身に「先生からこんなお話をしてもらったよ」と伝えたところ、嬉しそうでした。
「集中できることは悪いことじゃないんだ」と前向きにとらえているようです。
その上で、先生に再チャレンジOKと言ってもらえた「やることリスト」にも一緒に取り組んでみました。リストアップやチェックの声かけは、私がやってあげるようにしています。
目に見えるカタチでやるべきことを把握できると、聞き分けスイッチが入るようで、今のところ成果は上々。長男にとっても効率的だと思うので、今後はもう少しブラッシュアップしていけたらなぁと思っています。
◎できないことよりも、できることに注目できるように!
これまでは長男のできないことばかりに目がいっていたのですが、「一緒にやってあげよう」「支えてあげよう」という気持ちが根底にできたことで、親としての視野が広がった気がします。
長男の才能を伸ばしてあげるんだ! と将来がとても楽しみになってきました♪
Yママの育児がラクになって良かったです。
整理整頓や優先順位を守ることって、本人が困らなければ、ラフに考えてもOKだと私は思います。
「天才肌・過集中という特性を持つ子どもが、人生を成功させるには?」という視点で考えると、整理整頓や、順序立てて物事に取り組むといったことを他の子と同じようにできるようにするよりも、他の子ができないことをできるようになるための才能を伸ばしてあげる方が優先順位が高いのです。
歴史的な偉人は、字が汚い、部屋の整理ができないなど、残念なエピソードのひとつふたつを持っているもの……そんな風にとらえて、やさしく見守ってあげてください。
ちなみに、才能のある子どもを天才として育てるには「同じ分野の天才に会わせてあげる」ことが一番の近道です。
長男くんに得意分野ができたら、その分野のイベントや、スペシャリストの講演会などに連れて行ってあげるのもおすすめですよ。
親御さんが、苦手なことを許容してあげる・個性を伸ばすサポートをしてあげる環境は、長男くんにとって理想的だと思います。将来、才能が開花することを祈っています!
今回はYママ家の【長男くん編】をお届けしました。
「どうしてウチの子だけできないの?」とお悩みのことがある親御さんにも、子どもさんの特技や長所について振り返るきっかけとなるヒントがあったのではないでしょうか。
【実践編④ Yママの次男くん編】では、また違った子育てのヒントを掲載しています。そちらもぜひご覧ください!