スタッフコラム

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スタッフコラム

夏の伝統行事や暦、その意味やなりたちを知って、夏をもっと楽しむ。

夏になると、花火大会や盆踊り、すずしい音を運んでくれる風鈴など、
夏が来たな〜と感じさせてくれるものがたくさんあります。

その夏の風物詩にも、
色んな起源や歴史があり、今のカタチになっています。

今回は、夏の風物詩が始まったキッカケなどを
見て行こうと思います。

夏の風物詩。実はこんな歴史やいわれがありました。

■風鈴

「チリン」という音を聞くと、夏が来たな〜と思う方も多いかもしれません。

でも実は、日本古来のものではなく、
古代中国の魔除けとして使われる「風鐸(ふうたく)」と呼ばれるものが起源。
風情を楽しむもの、というよりは、
風の流れや音のなり方で吉凶を占う道具として使われていました。

その後、平安時代や鎌倉時代には、
貴族たちが厄除けのために、軒先に吊るすようになりました。

時を経て、江戸時代。
ガラス細工が一般的になり、江戸末期にはビードロ製の風鈴が
はやり始めました。

そこから、街中で風鈴を売り歩く人が出てきたり、
東北地方で鉄製の「南部風鈴」というものが作られたりしました。

そこから、涼しげな音を求め、
一般の人たちも、自宅に取り入れるようになったようです。

チリン、という音には涼しさを呼ぶだけでなく、
もとをたどれば、厄除けの意味もあったんですね。


■花火

夏の風物詩の代表格、花火。
花火の歴史は古く、諸説はありますが、紀元前3世紀の中国で火薬の基本となる硝石というものが
発見されてから、作られるようになったといわれています。

日本では、花火大会は夏に行われることが多いですが、
その起源となったのは、江戸時代までさかのぼります。

8代将軍・徳川吉宗の時代、疫病が流行り飢饉も起こってしまいました。
たくさんの方が亡くなり、

その方たちの慰霊を行う意味で、
現在の隅田川河畔で催した「川施餓鬼」が、花火を夏に打ち上げるようなったと言われています。

花火を見てはかない気持ちになるもの、そういった起源があるからかもしれませんね。


■浴衣

花火大会や縁日など、夏のインベトの時に着ていきたくなるのが、浴衣。

実は起源は古く、平安時代までさかのぼります。
当時の貴族たちが、今でいうサウナのようなものに入る時に
身にまとっていた「湯帷子(ゆかたびら)」という麻の着物が、浴衣の原型と言われています。

その後、桃山時代には湯上りにかいた汗をよく吸う、
ということで、浴衣を着る人も増えました。

江戸時代に入ると、銭湯がたくさんでき、庶民もよくお風呂に入るように。
そこから、お風呂に入った後に着るものとして、
浴衣がどんどん広がっていきました。

浴衣が徐々に一般的になりだしたことで、
湯上りに着るものだけでなく、盆踊りやお祭りにいくときに
着ていくようになったといわれています。

それが現代まで受け継がれているんですね。


■盆踊り

お盆の夕方頃になると、どこかしら盆踊りの音が聞こえはじめることも。

盆踊りの起源には、仏教行事である説などいろいろな説がありますが、
お盆の時期に帰ってきた先祖の霊を慰める、という意味があります。

盆踊りがひろまるキッカケになったのは、
平安時代の僧が行っていた、念仏踊り。

念仏踊りとは、念仏に合わせて踊るもの。

その念仏踊りと、先祖を供養するお盆と結びついて
「盆踊り」になったといわれています。

「盆踊り」にはいろいろな踊りがありますが、
全国的に有名な、徳島の阿波おどりも実は盆踊り。

たのしそうに精一杯踊りながら、
先祖の霊をなぐさめる、というのもいいかも風情があるものですね。


今回のコラムはこれでおわり。
花火大会や盆踊りに行く途中、こういった話で
みんなで盛り上がるのもいいかもしれません。

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