スタッフコラム

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知ることから始める防災

もしもの時に備える といっても、まず何からしたらいいのだろう?

もし災害が起こったら”なんて考えるのは楽しいことじゃないし、ネガティブな話題になりがちです。
だからみんなで話し合う機会は少なく、気持ちや知識を共有する場も少ないと感じます。

人間には、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう心理的特性があると
最近ちょこちょこニュースでも取り上げられていましたが、本当その通りだと思います。
これだけ「30年以内に大震災が起こる可能性は〜」と言われていても、やっぱりどこか他人事のような気持ちに。

私は大阪に住んでいるので、”南海トラフ地震”を経験する可能性があるわけですが、
「もし南海トラフ地震が発生したら」という想定や備えのアドバイスは市が情報を公開してくれています。
もしもを考えると確かに怖い。
けれど、何も知らないまま被災して子どもたちに安心や安全を与えられるのかと考えると、もっと怖い。

市や国は、一件一件、一人一人にわざわざ細かい情報をお知らせに来てはくれません。
だから自分たちから防災に関する意識を開く必要があって、
そうすると案外簡単に様々な知識が備えられる便利な時代です。

防災アイテムを揃える前にしたこと。

これは、私の場合ですが、
まずはじめに自分が住んでいる場所をよく知ることから始めました。
それが家族を守る備えに繋がる大切な知識だと思ったからです。


・土砂災害や洪水による浸水の可能性について
市のハザードマップを活用し、自宅周辺に加えてよく行く場所やそこまでのルートも確認しました。
大雨の時でも安全な場所と、逆に少し気を付けるべき地域はどの辺りなのか、
頭に入れておくことで意識的に回避できると感じました。


・地盤のこと
地盤サポートマップで検索して、どんな地盤の上に住んでいるのか調べました。
地震時の揺れやすさや液状化の可能性を知ることで防災対策に役立つと思います。


・指定避難所と距離やルートの確認
最寄りの避難所だけでなく、備蓄倉庫を設置し災害時には応急救護所も開設される避難所もチェックしました。
地震・洪水・土砂災害では避難所が違うことがあるので注意です。


・マンション管理組合の災害対策について
管理人さんに確認したところ、会議室に一定量の保存食と飲料水の備蓄があるとのことでしたが、
家庭単位での備蓄が何より大切だと再確認しました。


我が家はマンション暮らしで、さらに立地環境を考えても自宅が浸水する可能性は少ないです。
火災は別ですが、マンションが倒壊しない限り家の中に備えているものは使えるだろうと想定しました。

とにかく緊急避難時の持ち出し袋はできるだけ軽量に抑えて、その分両手で二人の子供をしっかり守ることを最優先に。
あとはその後の自宅避難を想定して水や食料をしっかり備えておこうという結論に至りました。


住んでいる場所が違えば、避難の仕方、持ち出すべきもの、家で備えるべきものが大きく変わってきます。
自宅の特性や立地環境をよく理解することで、持ち出し袋の内容や備蓄に適した保管場所がより具体的になると思います。
そして何よりも、考えているその時間こそが心の備えとなって少しずつ積み重なるはずです。

家の中の安全な場所を知る・作る・共有する

次に、各部屋の安全性を考えました。

震度6弱という地震による家の中の被害をたくさん聞かせてもらったのですが、
「一番恐怖を感じた」と皆が口を揃えたのが”背の高い食器棚”でした。

造り付けで耐震ロック機能付きの背面収納なら安全なのでしょうが、
大きな食器棚を置いてるご家庭は多いです。

背が高い家具は大きな揺れで転倒する確率が高いだけでなく、
倒れる前に中のものが”飛んでくる”そうです。

我が家と同じ間取りの友人宅は、
食器棚から飛び出したものがダイニングテーブルの周りで粉々に割れていました。

写真を見せてもらったとき思わず震えました。

収納棚を買い替えることが難しくても、
収納の仕方を工夫したり耐震グッズを上手に取り入れることで安全性を高めていくことは可能です。


我が家も大幅な見直しを行いました!


キッチン背面は腰高収納なので転倒しないと考えていたのに、
大きな揺れで前に滑って傾いて、あと少しで電子レンジが落下するところでした。
経験をふまえて、耐震シールを活用したり収納方法を考え直して
重心を低くするなど転倒防止の対策をしています。


背の高い棚の地震対策には、L字金具で家具と壁とを固定するのが一番効果があるそうです。
ただ、揺れが大きいとビスごと抜けてしまうこともあるようなので、重いものを上の方に収納しないことが一番の対策になりますね。


それから、もっとも無防備になる睡眠中の安全は絶対に確保しておきたいところです。

我が家の寝室は、ベッドの他に背の低い収納家具が少しあるだけで、非常に安全なスペースといえます。
小さな窓にはカーテン代わりの布を吊るしているので、
万が一ガラスが割れることがあっても飛散は多少抑えられるはず。

壁掛け時計は落下しても安全な位置に付け直しました。

家具の配置は、もし転倒しても逃げるルートを塞いでしまわないような向きで置くこと。


また、家の中で揺れを感じた時にとっさに避難できる
安全なスペース(部屋)を家族で共有しておく
事も、
命を守るための大事な備えになると思っています。


次回は、我が家の備えについてです。

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