感謝の気持ちを伝える「内祝い」ですが、普段あまり意識しないしきたりなので、わからないことも多いのではないでしょうか。想いをきちんと届けるために、内祝いの基本となるマナーをおさらいしてみましょう。
出産内祝いを贈るタイミングはいつ頃がいいの?
産後1ヶ月を目安に、早目に準備するのがベター。出産後1ヶ月後くらい、お宮参り以降に出産内祝い品を贈るのがマナーです。産後は何かと慌ただしいので、早めに準備しておきましょう。
赤ちゃんが生まれると、1ヶ月後くらいにお宮参りをするのが一般的。出産の内祝いは、このころに赤ちゃんの名前で品物を贈るのがマナーとされています。
産後間もない時期は、赤ちゃんの世話にも手いっぱいで、体調の回復にも個人差があります。出産内祝いを贈るタイミングをうっかり逃さないよう、早めに準備しておきましょう。
[出産前]
出産内祝いは、できれば妊娠中に準備をしておくのがベター。品選びと贈り先の目星をつけておきましょう。
●住所録を整理しましょう
結婚祝いをいただいた方など、連絡先をひとまとめにして整理しておきます。
●内祝い品選びをしましょう
カタログなどを取り寄せて、何を贈るかおおまかな目安を立てておきましょう。
[出産後]
赤ちゃんにまつわる行事が次々とあり、お祝いの品も届きます。忙しい時期ですが、内祝いを贈るのを忘れて失礼のないように。
産後1週間
生後7日目の夜を「お七夜」といい、命名を行ないます。半紙や既成の命名書に、毛筆で名前と生年月日を記します。
出産祝いが届く
・出産祝いをいただいたら、3日以内に電話や手紙でお礼を伝えましょう。
・出産祝いをいただいた方のリストを作り、内祝い品を決めてメモしておきます。
お宮参り
生後1カ月ごろ、赤ちゃんが生まれて初めて近くの神社に参拝する行事です。
内祝いを贈る
お宮参りがすんだ頃をめどに、内祝い品を手配します。