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喪中の時や、商品選びのタブーなど、ほんの少し配慮を。
現在では出産内祝いに限らず、贈答のマナーについてあまり堅苦しく考えなくなっています。でも、最低限のマナーを知っておくと、何かと安心ですよね。
目上の方へ贈答品を贈る場合には、出産内祝いに限らず、避けたほうがいい品物があります。肌着などの直接肌につけるものや靴下などは、生活に困っているのではという意味に受け取られることがあります。また現金を贈るのも、目上の方に対してはタブーです。
内祝いは、いただいたお祝いに対するお礼の気持ちで贈るもの。内祝いを贈る相手が喪中でも、マナー違反にはなりません。ただ喪中は忙しい時期でもあり、相手の方の気持ちもそれどころではないかもしれません。
お葬式のすぐ後なら、少し間をあけて、四十九日が過ぎたころに贈るといいでしょう。表書きを「内祝い」とするのが気になるのなら、「御礼」という言葉にして贈ります。
現在では、内祝いに贈るべきではないという品物のタブーも、少なくなったといわれます。しかし地方によっては特有のマナーやタブーが根強く残っている場合があります。事前にしっかり調べておくことが必要でしょう。
例えば、緑茶は仏事に用いられることから、内祝いにはふさわしくないとされていたそう。また刃物は、「縁を切る」に通じるとして、贈答品としてはふさわしくないという考え方もあります。
ただし、刃物は「未来を切り開く」という考えもあり、実用的な贈り物として人気もあります。土地の習慣や贈る方の年齢や考えを理解したうえで、適切なものを選びたいですね。