花笑むとき特集|整理収納術

プロに学ぶキッチンの整理収納術

プロに学ぶキッチン整理収納術 プロに学ぶキッチン整理収納術

花笑む世代にとってまだ体力がある「今」が片づけの適齢期です。自分だけでなく家族にも使いやすい、ストレスフリーなキッチンを目指して整理収納アドバイザーのヒバリ舎さんとお客様と一緒に“人生が変わる”キッチンの片付けに挑戦しました。

整理収納の3つのメソッド

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ライフスタイルアドバイザー。整理収納アドバイザー1級・ライフオーガナイザー1級を保有。
「部屋の中にある無駄なモノと無駄な動きを省き、お気に入りのモノだけに囲まれたストレスフリーの部屋を作る」をテーマに。片付けが苦手な人でも簡単に片付く方法をコンサルティングやセミナーを通して日々伝えている。
メソッド1:まずは整理から
キッチンに何があるのか、まずはすべてを把握してからが片付けのスタートです。
キッチンにあるモノを全部出して分類をしていきます。大まかに、調理器具・食器・カトラリー・保存容器...など。そこから下記の4つのカテゴリーの考え方で分けてみましょう。

【使っていて好きなモノ】・・・いる
【使っているけど好きではないモノ】・・・ひとまずいる
【使っていないけど好きなモノ】・・・キッチンではなく他の場所(納戸など)へ移動・収納
【使っていないモノ】・・・処分を検討

また、食品を分ける際には、賞味期限をチェックしながら、「調味料」「レトルト食品」「乾物」など種類で分けていきます。

メソッド2:動線を考えた収納
キッチン収納のポイントは、「動線をしっかり考えること」。収納場所はモノの種類で入れる場所を考えるのではなく、行動で分けてから収納場所を考えるようにすると無駄な動きが生まれなくなります。フライパンはコンロでしか使わないので『コンロの下』に収納。鍋の場合は、調理の最初に水を入れる鍋は『シンクの下』に、材料を炒めることからスタートする鍋は『コンロの下』に収納するのが正解です。使う場所のそばに収納と覚えてください。

メソッド3:ゴールデンゾーン
手を伸ばせば届く場所から、腰を曲げれば届く場所までを『ゴールデンゾーン』と呼んでいます。このゾーンの中で一番使いやすいのは腰の位置です。この場所に、毎日使っているなど、よく使うモノを収納しましょう。踏み台に乗らないと届かない場所には、重箱など使用頻度が低いモノやキッチンペーパーなど軽いモノのストック場所にしても良いですね。重たいものは頭より上の位置に置かないようにします。しゃがまないと出し入れ出来ない場所も、頻繁に使うモノの収納には不向きなので、こちらには重くて使用頻度が低いモノを収納します。


こちらのメソッドに沿ってキッチンの収納にお悩みをお持ちのお客様と一緒に整理収納に挑戦しました。

小田原 芳乃さま(59歳)
これからの夫婦ふたりの暮らしを考え、ヒバリ舎さんにお願いしたテーマは、ふたりが分かりやすいキッチン収納。「今後、不自由になることも考え、しゃがむ動作も減らしたい。何がどこにあるか、ひとりの時でも見つけやすく、ふたりが快適で気楽に、ほっと息がつけるようなキッチンが理想です」。

まずはメソッド1、キッチンのシンク・コンロまわりに収納しているモノ、キッチンの背面に収納しているモノ、すべてを出していきます。ダイニングスペースを広く確保して、出しながら大まかにアイテム群で分けて置いていきます。

小田原さまのキッチンは、一見、きれいに片づけられている印象でしたが、モノを出していくなかで、調味料があちらこちらの引き出しに収納されていたり、深い引き出しは、モノが積み重なって収納されていたり、出し入れする都度、前や上にある別のモノをどかす必要がある、など、ご自身の動線と収納がマッチしていないことが見えてきました。

モノを出し切ったら次は4つのカテゴリに分類していきます。ご夫婦共にお仕事をされているため、週末のつくり置き用にたくさんの保存容器が出てきました。が、中にはフタが無くなっているもの、古くなりすぎて一部破損があるもの、最近では全く使っていないもの、など不要なモノ、処分可能なモノが見つかりました。

調味料・乾物・レトルト食品もみなさまあるあるですが、やはり賞味期限が切れているモノ、間近なモノがありました。これらは、即処分、というのではなく(ご自身の判断になりますが)、収納する際に目につく場所(収納する場所の手前)に保管して、積極的に消費していけば良いのです。賞味期限切れが間近な小分けのかつおぶしがたくさん出てきたのですが、「毎日のお弁当のごはんの上にのせます!」と小田原さん。
中が空間なので保管スペースをたくさん取ってしまう保存容器も随分整理ができました。

整理前のコンロ下の2段のスライド式引き出しには、上段にフライパンや鍋、下段に保存容器が積み重なるように収納されていました。

使うモノ使わないモノの整理が終わった後、腰を少し曲げるだけで開閉ができるゴールデンゾーンに『よく使う』フライパンと鍋を収納。『よく使う』ものに厳選するだけで収納する量自体スッキリします。
立てるタイプの収納スタンドを使って、円形で不安定なフタ類は立てて、大きなフライパンも立てることで省スペースでの収納が可能なだけでなく出し入れもスムーズに。鍋は、すぐにコンロで使うモノをこちらに収納。

2段目(下段)には。使用頻度が少ないフライパンや鍋、重たい圧力鍋を収納しました。

深さがあるゆえに、ついつい積み重ねて収納してしまう引き出しには、スライドラックを設置して、デッドスペースになりがちな上の空間を収納空間に変身させました。下段には使用頻度が少ないモノを収納して、必要な時だけラックをスライドさせます。ラックには、使用頻度が高く、軽いものを。すっきり整理した保存容器を収納しました。同ブランド同サイズの保存容器であれば、本体とフタは分けて収納すると効率が良いです。

シンク下上段には、よく使うザルやボウル類、計量カップなどを。水を使うシンクのすぐ下なのでとても動線がスムーズになります。また、水を入れてから火にかける用のお鍋もシンク下に収納しました。

引き出しタイプは、開け閉めをする際に、中のモノが動くのが気になる方は、敷くタイプの滑り止めシートをおすすめします。また、100円ショップなどで購入できる、つっぱり棒や高さが低いブックスタンドで『仕切る』のもヒバリ舎さんならではのテクニック。好きな位置で仕切れたり、立てて収納ができるので見つけやすく出し入れがしやすくなります。

ご自身でも陶芸を趣味にされているほどお気に入り&こだわりの食器をたくさんお持ちの小田原さま。食器棚には、サイズやタイプ別にきれいに整理収納されているように見えますが、棚の奥に重ねて収納しているお皿や使用頻度も高いモノ低いモノが混在しています。また、「最近は、立てて収納したお皿を指でつまみだすのが辛くて・・・」とお悩みでした。

まずは、目線くらいの高さにあるキッチン背面のカウンター上の棚には、毎日使う頻度が高いお皿を厳選。かつ、お皿をつまむ動作がお辛い小田原さまのために、立てるのではなくすべて重ねる収納をご提案。重ねるのは最大で4枚まで。ふたり分であれば、2枚重ねた状態で両手で出し入れをすればスムーズに、かつ、手への負担も軽減されるのです。稼働棚を高めに設置して、ディッシュラックやコの字型のラックを活用すれば、上下の空間を上手に使うことができます。

また、キッチン背面のカウンター下の棚には、重さのある大皿を立てて収納されていましたが、しゃがむ必要がある上に、つまんで出し入れする必要があるため、お気に入りなのに使うことすら億劫になっていたとの事。稼働棚を動かして高さが低いスペースを2段作り、2,3枚程度の大皿を重ねて収納させていただきました。このことで、しゃがむ必要がなく、力を入れやすく、両手での出し入れが可能になりました。

これには、小田原さまはもちろん、スタッフ一同も感動。花笑む世代ならではの暮らしに寄り添った収納術です。

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調理でよく使う調味料やスパイスは、すぐ取り出せるようコンロやシンクまわりにスタンバイ。購入したままだと、入れ物のタイプやサイズなどがバラバラなので、調味料入れを統一することをおすすめします。すぐに分かるよう、透明な容器がいいですね。その場合、誰でも中身が分かるようにシールでラべリングをしましょう。

見た目にもスタイリッシュ、耐久性に優れ、お掃除もしやすく、奥行がコンパクトなステンレスラックも設置しました。調理台の作業スペースも邪魔せずに、調理台で作業しながらでも、コンロで作業しながらでもすぐに必要なものが取り出しやすくなるので、お料理がますます楽しくなりそうです。

個別包装されている食品なら、箱や袋から取り出して、統一した入れ物に入れるのもおすすめです。賞味期限が近いものを手前に収納して、手前から使っていけばうっかり期限切れもなくなり、また、追加で購入する目安にもなります。高さがある瓶やボトルに入った調味料などは引き出しに。

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実は小田原さま、キッチン背面のカウンター前に種類別の分類ゴミ箱やゴミ袋を床置きしたり、引っ掛けたりされていました。これでは、キッチンスペース内での行ったり来たりの際につまづいたり、カウンター下の扉や引き出しの開閉が億劫になり開かずの扉になりかねません。

そこで、複数個に、しかも、タイプもバラバラで使用されていた各種ゴミ用のゴミ箱をひとつにまとめました。
こちらの『アスプルンド 薄型分別ダストボックス』は、4分別できるのと、閉じている際は、ゴミ箱に見えないスタイリッシュなデザインなのでキッチンに置いていても生活感が出ず、ヒバリ舎さんもおすすめのゴミ箱です。磁石がくっつく素材なので、マグネットで接着タイプの収納グッズも併せて使えるので便利です。
これで、カウンターの扉・引き出し前に何もなくなり。安心かつ、動線もスムーズになりました。

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小田原さまのご感想
キッチンは、朝昼晩と一日で何度も立つ場所なので、私だけでなく、主人にとっても快適な空間になればと思い、応募しました。
わかりやすい佇まいにしていただいたので、お互い頑張りすぎず、時には手伝ってもらいながら、心地よい暮らしができそうです。








今回使用した商品と、その他ヒバリ舎さんおすすめのキッチン収納アイテムはこちら!

キッチン引き出し用スライドラック

キッチン引き出し用スライドラック

¥8,000〜¥10,000(税込)

3.1 (3.1)

耐熱ガラス醤油差し&オイル差し (iwaki)

耐熱ガラス醤油差し&オイル差し (iwaki)

¥1,870〜¥2,090(税込)

4.0 (4.0)

お皿のスタッキングラック(タワー/tower)

お皿のスタッキングラック(タワー/tower)

¥1,320〜¥1,650(税込)

4.0 (4.0)

ディッシュラック(タワー/tower)

ディッシュラック(タワー/tower)

¥1,430〜¥2,640(税込)

4.1 (4.1)

排水管を避けられるシンク下伸縮ラック

排水管を避けられるシンク下伸縮ラック

¥6,076〜¥9,219(税込)

4.0 (4.0)

ステンレスの伸縮調味料ラック

ステンレスの伸縮調味料ラック

¥6,600〜¥10,989(税込)

4.0 (4.0)

吊戸棚から取り出しやすいストッカー2個セット

吊戸棚から取り出しやすいストッカー2個セット

¥1,518〜¥1,694(税込)

4.6 (4.6)

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