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第6回 冬のおでかけ服のポイント

下半身をメインに温めて!着ぶくれしてしまいがちな冬のおでかけ服のポイントをご紹介。

冷えとり先生のリレーコラム"温活でキレイ生活"はじめましょ! 今回は渡邉 賀子先生
第6回冬のおでかけ服のポイント

体温を調節するために不可欠なのが衣服。寒い季節はついつい着込みがちになり、雪だるまのように着ぶくれしてしまいますが、たくさん着込むだけで冷え対策できているの?!今回はそんな方のための冬のおでかけ服のポイントをご紹介します。

重ね着でこまめに脱ぎ着して体温調節をしよう

冬と言えども外出時たくさん歩くと汗をかきますし、公共交通機関やお店の室内は暖房がガンガンに効いて汗をかいたりしますよね。夏はもちろん、冬でも意外に汗はかくもの。その汗が実は冷えの原因なのです。汗は体の熱を外に放出するだけでなく、汗をそのままにすると、汗が乾くときにも体の熱を奪います。上半身は下半身よりも汗をかきやすいので、暑さを感じたら1枚脱ぐなどこまめに体温調節できる重ね着で対応することをおすすめします。

下半身をメインに温めて熱パワーをキープ

冷えやすい下半身をしっかりカバーしてくれるのがレギンスやレッグウオーマーなど。季節を問わず、冷気に曝されがちな下半身を冷えから守るため、レギンスなどを上手に利用しましょう。できるだけ締め付け感の少ないものがよく、シルク(絹)や綿などの天然素材を選ぶといいでしょう。
下半身は血行も滞りがちで、むくんだり冷えたりしやすい部位なので、自宅にいるときや休日などのゆったりしたパンツルックの下にレギンスを重ねばきするのもおすすめです。

先生のプロフィール

渡邉 賀子(わたなべ かこ)先生

1987年久留米大学医学部卒業。1997年北里研究所にて日本初の「冷え症外来」を開設し、多くの女性が抱える悩みである冷え症の診断と治療にあたってきた。より健康で美しい女性の一生をサポートするために、2003年より慶應大学病院にて診療・研究活動を続けながら、2004年に麻布ミューズクリニックを開院。現在は実家の帯山中央病院院長として熊本に在住し、麻布ミューズクリニックでも診療を行っている。『冷え症で悩む人に』(NHK出版)、『きれい&元気になる冷え症解消法』(池田書店)など著書多数。

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