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第17回 日常生活に運動を取り入れよう

基礎代謝を上げるには?暮らしに取り入れられる運動をご紹介します。

冷えとり先生のリレーコラム"温活でキレイ生活"はじめましょ! 今回は川嶋 朗先生
第17回日常生活に運動を取り入れよう

基礎代謝のピークは10代で、そのあと低下していきます。代謝不良は血流を悪くし、結果冷えにつながってしまいます。基礎代謝がUPするよう、暮らしに取り入れることができる運動をご紹介したいと思います。

いつもの家事を見直して

運動をした方がよいのはわかっていても、なかなか時間をとることができない人も多いでしょう。そんな人におすすめなのは、毎日の生活の中での移動や動作を見直すこと。たとえば家事。洗濯物を干すときは、洗濯物を1枚ずつしゃがんで取り出しましょう。スクワットをしているのと同じことになります。掃除をするときは全身を使って大きく動くように。よい姿勢を保つことも血めぐりをよくしますので意識するとよいでしょう。少しきついな、と感じる動作や動きをコンスタントに続けることが大切です。

歩きかたで効果の変わるウォーキング

歩く動作も、毎日のことですからウォーキングと考えると効果的な運動になります。歩くときのポイントは次の3つです。

① 正しい姿勢をキープする。

頭のてっぺんを上に引っ張られているような感じで背筋までを伸ばすようにしましょう。

② 目線は10メートルほど先をみる。

顔が地面をむいてしまわないよう目線をあげて、颯爽と歩くとよいでしょう。

③ 腕は大きく振り、歩幅は大きめに。

しっかりと体を動かすことで下半身の血流がよくなり全身が温まります。

ウォーキングは有酸素運動ですので体を温め血めぐりをよくします。電車やバスを利用している人は、一駅歩くようにするのもいいですね。また、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使うようにしましょう。特別な時間がなくても日々の中でできることもたくさんあります。まずはそこから始めてみてください。

日常生活に運動を取り入れよう
先生のプロフィール

川嶋 朗 (かわしま あきら) 先生

神奈川歯科大学大学院統合医療学講座 特任教授、医師・医学博士。
自然治癒力を重視し、西洋医学と補完代替医療を統合した医療を実践中。日本初の高等教育機関による統合医療教育を開講。『心も体も冷えが万病のもと』(集英社新書)、『毎日の冷えとり漢方』など著書多数。

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