大人が「着たい」と思える
そんな服を作りたい
いつまでも大好きなおしゃれをたのしみたい。
今の自分をより輝かせてくれる服と出会いたい。
それは、女性がいくつになっても思うこと。
鏡をのぞくたびに
新しい自分に出会え、自然とエガオになれる。
そんな服づくりに情熱を注いだ開発スタッフが語る
「エガオノハナシ」、はじまりはじまり
※この商品は販売を終了しております。
50代からの女性がもっと輝く
アイテムを幅広く展開。
キラキラとした青春時代を過ごした50代からの女性は、常に前向きで好奇心旺盛な世代でもあります。
私たちは50代からの女性の皆さんを「花開くように華やぐ笑顔」の世代という意味で、花笑む世代と名づけました。
そんな花笑む世代を応援するカタログとして、2019年春に [花笑むとき]を創刊。身に着けることで、一層輝いていただけるデザインや仕様、工夫を凝らしたファッションアイテムの数々をご提案しています。
この春の自信作は「スタンドカラーシャツ」と「パンツ」。実際にモニターのお客様に試着していただき、その際のご意見を反映させました。
隅々にまで凝らした、こだわりを知っていただけたらうれしいです。
「これなら納得」と頷ける
理想のシャツを目指して。
花笑む世代の方々にモニターをお願いして聞こえてきたのは、この世代特有の体型変化のお悩みによる「似合うシャツがなかなかない」というお声でした。
「まず、シャツを着ようと思わない」というご意見も多数で、その理由は「どう着こなしていいかわからない」「かた苦しく見えるのが嫌」とのこと。
[オーガニックコットン綿100%で丁寧に仕立てたスタンドカラーシャツ]は、「これなら着たい」と思っていいただくことを目指して、細部にまで工夫を凝らした自信の一枚です。
まず、肌ざわりにこだわりをもたれている世代のために、素材はオーガニックコットン綿100%に。脇部分は、生地端を隠す巻き縫いを施すことで気配りをしました。
また「背中の丸みが気になる」とのご意見から、肩の厚みをカバーする前肩寄りの切り替えを採用。後ろ姿もきれいに決まるようにヒップをカバーできる着丈にしています。
ボタンを外しても品よく着こなせるよう、1番目と2番目のボタン位置の間隔を詰めて設計。「白シャツはYシャツみたいに見えるから着ない」とのお声に応え、上品な織り柄を採用するなどリアルな声を反映した結果、たくさんのお褒めの言葉をいただき、自信作の1枚となりました。
不安も不満も忘れる
新しいワイドパンツが誕生。
パンツは試作に着手する前に、ベルメゾン会員の方へアンケートを実施。回答者847名のほとんどの方が普段からパンツをはかれているのに、ワイドパンツとテーパードパンツについては着用されない方が60%以上いることがわかりました。
特にワイドパンツは、ラクそうだから試してみたいけれど「太って見える」「身長が低いので着こなせるのか不安」「だらしなく見える」など否定的な意見が多数寄せられました。
そんな抵抗感を払拭するために、こだわったのは、スラリと見えるようセンタープレスで縦のラインを強調すること。足首を見せることで脚長効果が得られるよう丈を8分にすることでした。
特にモニター様から多数の指摘があった「ワイドパンツは太って見える」を解消するために、横への広がりを抑えすっきりとした印象に。また、するんと落ちるシルエットにすることで「ヒップが目立つのが嫌」というお悩みにも応えています。
脇のみにゴムを採用することでウエストまわりの窮屈さを解消し、ヒップにシワがよりにくくすっきりとした印象も叶えました。
どうやったらモニター様の声を商品に落とし込めるのか、開発スタッフみんなで試行錯誤を繰り返して、[身長を選ばずきれいにはける8分丈ワイドストレートパンツ]が完成したときは本当にうれしかったですね。
みなさんのリアルな声を
開発に活かせたよろこび。
さらにモニター様からのご意見で多かった「テーパードパンツはもんぺみたいで抵抗がある」を解消するために、着用していただきながらシルエットを微調整して [コットンライクタックテーパードパンツ] を開発。
足首を細く見せる効果がある丈と裾幅設計を大切にしながら、ボリュームが出ない工夫を凝らした前タックでお腹まわりをさりげなくカバー。「コットンの風合いが好きだけどアイロンは絶対にかけたくない」のお声も反映し、コットン見えしながらもシワになりにくいポリエステル素材を採用。ご要望にお応えしました。
伸縮性を持たせることで、動きやすさにもこだわったので、ぜひはき心地のよさを試していただきたいですね。
今回モニター様と共同開発することで改めて気づかされたのは、実際に試着していただくことの大切さです。ヒップの位置や肉のつき方は20~30代とは違うのできれいに着こなせているか、似合っているかは着ていただかないと絶対にわからないことが学べました。
リアルなご意見を開発に活かせたことは、バイヤーとして幸せでしかありません。これからもモニター様のご意見を大切にしながら、花笑む世代の皆さんをエガオにするアイテムをお届けすることを目標に取り組んでまいります。
おしゃれを楽しんできた花笑む世代の方々は、好きなファッションスタイルが確立されている世代でもあります。
好きなファッションをずっと着続けることはもちろん素晴らしいことですが、今まで敬遠していたファッションや着こなしにもトライして、もっとご自分を輝かせてほしいと思います。
花笑む世代の方々からは、「どこで服を買ったらいいのかわからない」というお声もよく聞きます。そんな悩める世代にとって、[花笑むとき]が新しいおしゃれと出会える場所になることが、開発担当者としての切なる願いです。