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子どもと防災について考える

お子さん自身が、災害が起ったときのことを想像し備える「子どものための防災グッズ」|エガオノハナシ

no.075

親子で防災について
語り合う時間を
お届けしたい

親子で作る防災セットのための手帳型ポーチ/
ミニ防災ノート付きフック付きポーチ

親御さんから離れた場所で災害に見舞われたとき、不安を少しでも軽くして「大丈夫だよ」
という想いを子どもへ伝えたい。

そんな願いから、ひとりの親でもある開発スタッフが取り組んだ「エガオノハナシ」、はじまりはじまり。

もしものとき、子ども一人だったら?その不安を減らしたくて開発をスタート。

もしものとき、子ども一人だったら?
その不安を減らしたくて開発をスタート。

親子で過ごす時間が大半だった未就学児の時代とは違い、お子さんが小学校に入学すると、通学や習い事、子どもだけの公園遊びなど親御さんから離れた行動が増えますよね。

災害が起こったときに、親御さん自身がお子さんをどうやって守るかをシミレーションされている方は多いと思いますが、お子さんがひとりでいるときに災害に見舞われることを想定されている方は少ないのではないでしょうか。

もし、私がそばにいないときに災害に見舞われたら?そのとき、少しでも子どもの助けになるものは何だろう?

子を持つひとりの親として、私自身がそんな不安を覚えたことが、子どものための防災グッズ[親子で作る防災セットのための手帳型ポーチ]と、[ミニ防災ノート付きフック付きポーチ]を開発するきっかけとなりました。

「これがあれば安心」と思える手軽に持ち運べるものにしたかった。

「これがあれば安心」と思える
手軽に持ち運べるものにしたかった。

ひと口に防災グッズと言っても、子どもの生活スタイル、住居環境によって異なるのでは・・・。想像ではなく、アンケートを行い幅広い情報を取集することからはじめました。

そこから見えてきたのは、防災に対する意識の高さ。ただし、常備されているのは、大人が背負う防災バッグであり、お子さん専用のグッズを用意されているご家庭は、全体のわずが10%でした。

「何を用意すればいいのかわからない」「重いものや複雑なものは子どもが扱えるか心配」というお声もあり、お子さんに持っていただくためにはサイズや軽さなど、扱いやすさが重要なことに気づかされました。

お子さんが避難する際の妨げにならないこと、通学や習い事に行くときに、ランドセルやバッグと一緒に持っていくことができたり、親御さんが「これだけを持って避難場所に向かって」と言えるコンパクトな仕様にすることを目標に、意見交換を重ね「お守り」になる存在を目指して開発をスタートさせました。

親子で防災について話すことで「備える力」を伝えてほしい。

親子で防災について話すことで
「備える力」を伝えてほしい。

私たちが[親子で作る防災セットのための手帳型ポーチ]を開発するにあたって、大切にしたいと考えたのは、お子さん自身が、災害が起ったときのことを想像し備える「防災学習」を行っていただくことです。

ショップで購入することは簡単ですが、どんなことが起きるから、これが必要で、こんな風に使うんだよ、と興味を持って準備していく。

たとえば、「ご飯が食べられないときはアメがあったらうれしいよね」と話しながら、お子さん自身がポーチにアメを入れてもらう。備えることを実際に体験できる仕様になっています。

小学校低学年のお子さんも準備しやすいよう、最低限必要なものをイラストで表示。イラストに沿ってアメや笛、傷バンドや簡易トイレなどを入れていくだけで防災セットが完成します。

ポーチを間に、「もしも」を想像しながら、親子や家族で防災について話す時間をもっていただければと思います。

どんな時でも繋がっている。お子さんの安心度を高めたい。

どんな時でも繋がっている。
お子さんの安心度を高めたい。

お子さんは、親御さんのお名前、携帯電話番号を知っていますか?ご親戚のお名前や連絡先となるとハードルは上がります。まして、災害時は、不安な中で初対面の人に伝えることになるかもしれません。そんな不安を無くしてあげることも防災対策のひとつだと考えました。

「ミニ防災ノート付きフック付きポーチ」は、常に持ち歩くランドルセルやバッグに付けられて、お子さんの情報や家族の連絡先、集合場所はもちろん「避難所に行ったら会えるから安心してね」などのメッセージも書き込める仕様になっています。

また親御さんから離れて被災したときも近くにいる大人に、アレルギーの有無など、まわりの大人に伝えたいことを記せることにもこだわりました。

お子さんが日常的に携帯することで、子どもだけではなく親御さんの安心度も高まる材料になってほしいですね。

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池内マーチャンダイザー
池内マーチャンダイザー
安藤バイヤー
安藤バイヤー

子どものための防災グッズを通していちばん提案したかったのは、親子で防災について話す時間です。

「無事でいてほしい」という、親御さんが子どもを想う愛が伝わって、いざというときにお子さんの安心が高まることを心から願っています。

私自身が子どもひとりのときに被災する可能性があることを知れて、子を持つ親として気づかされることがたくさんあったので、子どものための防災グッズの開発に携われたことを幸運に感じています。
子どものための防災グッズを用意することについても、「やらなくちゃ」と思いながらできていなかったことを反省しました。
とはいえ、防災グッズを準備することは日々子育てに追われているとハードルが高いことも事実です。この子どものための防災グッズが、私のように「やらなくちゃ」と思っている方の背中を押して、お子さんと一緒に作り上げることで、「備える力」を家族ではぐくむきっかけになってほしいと思います。

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