「眠り」をらくにする
抱き枕で
妊婦さんの身体を
いたわりたい
妊娠して日に日にお腹が大きくなると、
もうすぐ会えるわが子との暮らしを想って
ママはよろこびでいっぱい。
でもその反面、体型変化にともなって起こる
様々な「はじめてのこと」にとまどう妊婦さんも。
そんな妊婦さんに寄り添って、
毎日を快適にする抱き枕の開発に取り組んだ
スタッフが語る「エガオノハナシ」、はじまりはじまり。
バイヤー自身の経験から
生まれたママに優しい抱き枕。
[背中も支える抱き枕]誕生のきっかけは、バイヤーの私自身が妊娠中にお腹が大きくなるにつれ眠れなくなっていき、つらい日々を過ごしたことでした。
個人差はもちろんありますが、妊娠8ヶ月以降になるとお腹が急激に重くなるため眠れなくなる方が多いそうです。私の場合も、お腹の重みが気になって寝つきが悪くなり、ゴソゴソ寝返りを打っては経過していく時間にあせったものです。
もともと眠ることが大好きで毎晩待ち遠しく思っていたのに、就寝時間が近づくと「今夜も眠れなかったらどうしよう、ベッドに行くのが怖い…」と憂鬱になってしまうことも。
お腹が大きい時期は、誰もがこんな思いをしているのだろうか?だとしたら、どうやって対処しているの?そう疑問に思って、出産経験のある社内の先輩ママたちに尋ねたところ、全員が臨月近くの眠れなさに苦しみながら明確な対処方法はなく、出産までひたすら我慢した経験を持っていました。
自分だけではなく、眠れなくて苦しんでいる妊婦さんがたくさんいるはず。私は間も無く産休に入ってしまうけれど、出産後に仕事に復帰したらこの経験を活かして妊婦さんの眠りをサポートできるアイテムを開発しようと、心に決めていました。
目指したのは人それぞれの
寝やすい姿勢にフィットすること。
妊婦さんの眠りをサポートできるアイテムとして着目したのは抱き枕でした。
私の場合、特に眠れなくなった臨月期を助けてくれたのが抱き枕です。お腹が大きくなると上向きではもちろん、横向きでもお腹が重力で引っ張られるようでつらくて、背中側を支えてもらいたくなります。
抱き枕を背中にあてることでお腹の重みを少しだけ逃すことができたのですが、その抱き枕は前抱き用に作られたものなので、背中になかなかフィットしませんでした。
妊婦さんのための抱き枕は、変化した体型を支える特別なカタチであることが必要なはず。そう考えて、妊婦さんにジャストなカタチを提案したいと開発がスタートしました。
私が妊娠中に抱き枕で試行錯誤していたのは、背中に置いてらくな角度でした。毎夜毎夜試した結果、斜め45度に身体を傾けた姿勢がいちばん快適なことを発見。
その経験を活かしつつ、人それぞれに眠りやすい角度や姿勢は異なるはずなので、お腹の重みが気になりにくい45度の支え角度はキープしながら、自在にカタチを変えられることにこだわって開発を推進。
目指したのは、どの妊婦さんにとっても「いちばん快適な寝姿勢」を維持できる抱き枕でした。
「こんな抱き枕がほしかった」
自身の要望をすべて込めたカタチ。
変幻自在にカタチを変えられる抱き枕を目指して、カタチが固定されていることが多い既存の抱き枕の仕様は払拭して、まったく新しい素材を求めた結果、ふかふかと身体を受け止めるとびきりやわらかな感触を実現。
さらに、頭から脚まで身体のどの部分を乗せるのかを自由に選べて、私自身がひざ置き場を欲しかった経験から、ひざ先までホールドできるようにして曲げた脚を優しく支えるようにもしたいと、あれこれ考えた結果ビッグサイズのG型へとたどり着きました。
「ここにもうちょっと高さがほしい」場合のことも考えて、カバー内にどの箇所にも簡単に入れられて高さ調整に役立つミニクッションもプラス。
私自身が妊娠中に、抱き枕に求めていた要望をすべて盛り込みながら開発を進めていました。
知ってもらえたらうれしい、
大切な妊娠期に寄り添う工夫。
また、中のクッション本体を包むカバーにもこだわり、妊娠中は特に薬剤や加工で清潔機能を持たせるのは抵抗があることに配慮して、天然の抗菌作用のある竹を原料とした糸を採用しています。
素材自体はやわらかな天竺ニットなので、よく伸びてもっちりとした感触が気持ちよく、吸水性にも優れているので汗をかく季節も安心。汚れても外して洗濯機で洗えてお手入れもらくです。さらに、インテリアになじみやいすように無地にして、ナチュラルな色味にこだわったことも知ってほしいポイントです。
[背中も支える抱き枕]はバイヤー自身の妊娠・出産経験を思いきり活かせた自信作になったと自負しています。ぜひ妊娠中に取り入れて、大切な妊娠期をらくに楽しくエガオいっぱいで過ごしていただきたいですね。
[背中も支える抱き枕]が皆さんの妊娠期を少しでもいたわれる存在になれたら、開発に携わったバイヤーとしてこれ以上のよろこびはありません。
岡田バイヤー
育児アイテムの開発を担当しているバイヤーとして、常に目標としていることは「ママの負担を軽減」することです。
妊娠期は新しいことの連続で楽しいことがたくさんある反面、とまどうことも多いと自分自身の経験から実感しています。
大切で大変な妊娠期の毎日が少しでも快適になったり、元気になれたり。ママの寄り添うことで子育てがより充実する、そんなアイテムをこれからもお届けしていきたいと心から願っています。