2025/10/30 更新
「礼服」を結婚式で着てもOK?「喪服」との違いもわかりやすく解説
結婚式やお葬式など、冠婚葬祭のセレモニーで着用する「礼服」。なんとなく知っていても、「喪服」との違いがよくわからないという方もいるのでは?このコラムでは「礼服」を詳しくご紹介。正しく理解することで、様々なシーンで賢く着回しできる1着を選んでみませんか?
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礼服とは
「礼服」とはスーツの一種で、結婚式やお葬式などの冠婚葬祭の場で着る服のことです。
「冠」は、成人式やお宮参りなどのお祝い事。
「婚」は、結婚式や披露宴などの婚礼全般。
「葬」は、葬儀や通夜などの儀式全般。
「祭」は、式典や祭典、年中行事を意味します。
礼服の総称としては「フォーマルウェア」という言葉も使われますが、「冠・婚・祭」で着用するものは「カラーフォーマル」、「葬」で着用するものは「ブラックフォーマル」と分けて呼ばれることもあります。
敬意や威厳を表すために着用する礼服は、「正礼装」「準正礼装」「略礼装」の3つに分けられており、場面に応じたふさわしい服装を心がけることが大切です。
【正礼装(モストフォーマル)】
最も格式高い「正礼装」は、結婚式の主催者が着るもので、着物だと特に格が高くなります。男性の場合はモーニングコートや燕尾服、女性の場合はロングドレスや黒留袖となります。
【準礼装(セミフォーマル)】
友人や同僚などの結婚式に参列する場合は、ゲストとして最も格式の高い「準礼装」を着用します。花嫁の色とされる白色を避け、無地で落ち着いたデザインのドレスを選びましょう。
【略礼装(インフォーマル)】
ガーデンウェディングや結婚式の2次会など、カジュアルな雰囲気のお祝いの席では「略礼装」が適しています。花柄などの柄物でも構いませんが、上品なデザインを選びましょう。
結婚式以外での礼服の使用シーン
「礼服」というとあまり着る機会がないと思われるかもしれませんが、実は結婚式以外でも様々な用途で着用することができます。
一着持っておくと重宝しますので、スタンダードなデザインのものを常備しておくといいでしょう。
【卒業式・入学式・お受験】
保育園や学校の入卒セレモニーや謝恩会では、アクセサリーをプラスして華やかさをプラス。お受験の面接時にも着用できます
【お宮参り・初節句・七五三】
お子様の成長の節目に訪れるイベントでもお役立ち。神社や写真館での家族写真は、礼服で撮影することをおすすめします。
【パーティー・式典・食事会】
同窓会や会社の式典、親族や仲間との食事会など、かしこまったイベントでも様々な用途で着用いただけます。
喪服とは?礼服とは何が違うの?
冠婚葬祭の「葬」にあたる弔事用として着用する礼服が「喪服」となりますが、礼服とは何が違うのでしょうか?
【喪服】
お通夜やお葬式で着用。黒や薄墨色のものが一般的で、「正喪服」「準喪服」「略式(略喪服)」に分けられます。
【礼服】
主に冠婚葬祭時に使用。シックな色から明るい色まで様々で、 「正礼装」「準礼装」「略礼装」に分けられます。
「喪服」は「礼服」の一種ではありますが、浅い黒色のものや透け感や光沢感のある礼服を喪服として着用することは相応しくありません。
お通夜やお葬式に参列する場合は、光沢のない漆黒色のスーツを選ぶといいでしょう。男性の場合は、浅い黒色のブラックスーツ(ダークスーツ)」は慶事はOKですが、弔事用として着用することはNGとなりますので注意が必要です。
結婚式で着る礼服の着こなしポイントとは
最近では結婚式やお葬式が簡略化されて冠婚葬祭の場面が減ってきたこともあり、慶弔のどちらにも着回すことができる「ブラックフォーマル」が人気を集めています。
といっても、喪服をそのまま結婚式に来ていくことはマナー違反となりますので、注意が必要です。「ブラックフォーマル」を結婚式で着用する場合は、喪服感を感じさせない工夫をすることで華やかな印象を演出するようにするといいでしょう。
【フォーマルジャケットをプラスする】
喪服のワンピースなどに合うフォーマルジャケットをプラスして、カラーフォーマルな印象にチェンジ。グレーやベージュなどの色を選べば、ハレの日に相応しい装いになります。
【センスが光る上品なアクセサリーを】
お祝いの気持ちを表すコサージュやブローチ、ネックレスやイヤリング(ピアス)を上手に活用しましょう。ロングパールや小さめのゴールドなど、上品で控えめなものが好まれます。
【華やかなバッグがアクセントに】
シルク製やスパンコールなどを使った光る素材のバッグは、華やかな雰囲気の結婚式にぴったり。フォーマルな場面では、革製よりも布製のバッグが高貴なものとされています。
年代別・礼服選びのアドバイス
礼服は着る機会が少ないことから、5年や10年に渡って使い続けることも珍しくありません。基本的にはベーシックなものを選んでおけば長く着用できますが、年齢によって体型が変化することも考慮して選ぶことをおすすめします。
最近では慶事・弔事どちらでも使えるブラックフォーマルも多くありますが、できればきちんとした礼服を1着持っておくといざという時に安心です。
ここでは、それぞれの年代にふさわしいおすすめの礼服をご紹介します。
【20・30代の女性におすすめの礼服】
ノーカラーアンサンブルスーツ
若々しさのあるジャケットタイプがおすすめ。タイトスカートよりもフレアスカートを選べば、裾さばきを気にすることなく立ち座りがラクです。暑い季節はジャケットを脱げば暑さ対策にもなります。
【40代の女性におすすめの礼服】
4点セットパンツスーツ
少し落ち着いた雰囲気のものを選ぶのが良いでしょう。年齢とともに体型が少しずつ変化していく方も多いので、ぴったりとしたデザインよりも、少し余裕のあるものを選んでおくと安心です。
【50代以上の女性におすすめの礼服】
2ジャケット4点セットワンピーススーツ
お通夜やお葬式に参列する機会が増えていく世代ですから、きちんとしたブラックフォーマルを持っておいてもいいでしょう。体型が気になる方は、体のラインをカバーするワンピースやパンツタイプの喪服がおすすめです。
礼服を華やかにドレスアップする、小物&持ち物のこと
ハレの日に身に付けるアクセサリー、礼服と一緒にコーディネートしたい靴やバッグにもマナーがあります。
基本的には上品なデザインのものを選ぶことをおすすめしますが、結婚式の場合は「主役はあくまでも花嫁」ということを意識しながら、華美すぎないものを選ぶことが大切です。
一度知っておくと役立つ小さなポイントが多いので、ひと通り覚えておくといいでしょう。
アクセサリーは昼と夜でマナーが変わる
パーティーが開催される時間帯によって気を付けたいのがアクセサリー。
お昼の結婚式や二次会にはキラキラ感の少ないシックなアクセサリーが◎。写真撮影の際、日光など光を反射してしまうから避けるのがマナーと言われています。パールやサンゴ、ビーズ素材などからシックなものを選ぶようにしましょう。
一方、夜の結婚式ではパーティー感を重視して華やかなアクセサリーを身に付けるのが良いとされています。色のついたジュエリーやカットが美しいクリスタル、ゴールド素材などを選びましょう
時間帯を問わず使えるのは定番のパール。逆に、時間帯にかかわらず避けたいのは、花嫁と被ってしまう可能性がある大ぶりのコサージュや生花です。
靴はヒールのあるパンプスを選ぶ
妊娠や体調不良など特別な理由がない限り、フォーマル感を優先して3cm以上のヒールがあるパンプスを選びましょう。
ヒールの細いデザインだと、より上品でドレッシーに見えるのでおすすめです。冒頭のNG項目でもふれましたが、足の一部分が出るオープントゥやミュールは正装にふさわしくないため避けましょう。
バッグは小ぶりのものを
結婚式の会場に持ち込むのは最低限の貴重品だけにし、他の荷物はクロークに預けるのがマナーです。小ぶりのパーティーバッグはドレスとの相性◎で、見た目もスマートです。どうしてもパーティーバッグに入らない場合は、きちんと感のあるサブバッグを準備しましょう。
ストッキングはヌーディーなベージュカラーがマスト
シンプルなベージュのストッキングが正装とされています。色柄もののストッキングや網タイツ、素足はマナー違反になるので避けましょう。
まとめ
「礼服」の意味を正しく理解し、「喪服」との違いや「冠婚葬祭」における幅広い用途がおわかりいただけましたでしょうか。
それぞれのシーンにふさわしい装いでセレモニーに参列することが理想的ですが、高価ということもあり毎回新調するのは大変です。スタンダードなデザインや体型をカバーできるシルエット、ジャケットやアクセサリーなどで印象を変えるなどして、長く使えることを考慮して購入するといいでしょう。
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