2026.07.09 更新
【女性向け】夏の法事での服装は何を着れば良い?暑さ対策と参列時のマナー
気温が高い季節に行われる法事に参列するとき、どのような服装を選べば良いのか悩む人も多いのではないでしょうか。故人を偲ぶ大切な場であるため、マナーを守ることはもちろん大切ですが、厳しい暑さの中で体調を崩さないようにしたいものです。ときおり「平服でお越しください」と案内されることもありますが、どの程度の装いなら問題ないのかも迷いどころではあります。
この記事では、夏の法事における女性の服装選びの基準から、具体的なマナー、さらには案外忘れがちな冷房対策のポイントを解説します。
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夏の法事における女性の服装の選び方
まずは参列者として駆けつける場合について解説します。法事の案内状に「平服」と記載がある場合は、基本的には三回忌までは準喪服を、七回忌以降は略喪服などの落ち着いた洋服でも問題ありません。
三回忌までの法要は、故人と縁の深い人々が集まる格式の高い場です。迷った場合は、略装よりも準喪服であるブラックフォーマルを選べば失礼にあたらないでしょう。
夏の装いで迷いやすい袖丈ですが、長袖が必須というわけではありません。近年の夏用喪服は、五分袖や七分袖のワンピースが主流です。ただし、読経や焼香といった儀式の最中は、上着(ジャケット)を着用して肌の露出を抑えるのが正式なマナーです。移動中や待ち時間は上着を脱いで体温調節を行い、式典の場ではジャケットを羽織りましょう。
親族として参列する際は、周囲との調和を考え、施主よりも格上の装いにならないよう配慮することも大切です。また、地域の風習やお寺の考え方によって判断基準が異なる場合もあるため、事前に家族へ確認しておくと安心でしょう。
夏の法事における女性の服装のマナー
暑い日はつい服装を簡略化したくなりますが、法事の場では最低限守るべきマナーが存在します。具体的なマナーを紹介します。いずれも大切なことなので、必ず押さえておきましょう。
露出を抑えた装いを意識する
弔事の場では過度な肌の露出は避けるのが基本です。胸元が大きく開いたデザインや、膝が出るほど短い丈のスカートはふさわしくありません。スカートの丈は、椅子に座ったときもしっかりと膝が隠れる長さを選ぶようにしましょう。
また、素足での参列はマナー違反と見なされるため、黒のストッキングを着用するようにしましょう。厚さについては手で生地を横に引っ張ったときにうっすらと肌の色が透けて見える程度でしたら問題ないです。
派手な装飾品やアクセサリーの使用は控える
法事に参列するとき、アクセサリーは最小限に留めましょう。結婚指輪以外の指輪は外し、ネックレスやイヤリングを着用する場合は、光沢を抑えたパールのアイテムを選びます。
パールのネックレスを使用するときは、必ず1連のアイテムを選びましょう。2連のネックレスは「不幸が重なる」ことを連想させ、弔事の場ではマナー違反と捉えられます。パールの色味は、ホワイトのほか、グレーやブラックなども弔事の席に適しています。ただし、金具がゴールドのように目立つものは避け、シルバーといった控えめなものを選ぶようにします。
小物類は光沢のないブラックで統一する
バッグや靴といった小物類は、光沢のないブラックで統一するのが基本です。エナメル素材のように光を強く反射するものや、大きな金具がついたデザインは、弔事の場には適しません。
バッグはブランドロゴが目立たない、布製や落ち着いた革製のものを用意するのが望ましいです。
靴については、ヒールの高すぎないシンプルなパンプスが理想的です。サンダルやミュールなどは、たとえブラックであっても法事の場では失礼にあたるため、着用を控えましょう。
殺生を連想させる素材のアイテムを避ける
仏教の教えに基づき、法事の場では殺生を連想させる素材の使用を避ける通例があります。そのため、クロコダイルやヘビ革といった爬虫類の革製品、さらには毛皮やファーがあしらわれたアイテムは持ち込まないようにしましょう。
なお、これらの素材は、たとえフェイク素材であっても避けるのが無難です。
落ち着いた印象を与える髪形とメイクを心がける
髪形については、お辞儀をした際に髪が顔にかからないよう、耳より下の位置ですっきりとまとめるのが基本です。高い位置でのポニーテールや華やかな編み込みは、弔事の場では避けるようにしましょう。
メイクについては、控えめな仕上がりを意識する「片化粧」を心がけましょう。ラメやパールの入ったアイシャドウ、鮮やかな色の口紅は避け、マットで自然な血色感を目指しましょう。ネイルは派手な色やデザインは落としておくのがマナーです。
夏の法事で暑さをしのぐポイント
ここからは、夏の法事でも快適に過ごすためのポイントを解説します。ただでさえ慣れない格好で疲れがたまりやすいため、暑さ対策はしっかり行いましょう。
通気性に優れた夏専用の素材を選ぶ
夏場の法事では通気性の良い夏用の礼服で参列しましょう。夏用のブラックフォーマルには、さらりとした肌触りのサマーウールや、肌に触れると冷たく感じる接触冷感機能を持つ素材などを選べば、長時間着用していても不快感を軽減できます。
機能性インナーを活用して温度変化に対応する
法事は室内で行われますが、斎場に向かう途中や帰り道では屋外を移動することになります。外気の暑さに対応するためには、インナー選びを工夫するのがおすすめです。汗を素早く吸収して乾かす機能性インナーを着用すれば、肌のベタつきを抑えやすくなります。
【サラリスト】のインナーなら、汗をかいてもサラリと快適。こちらのタンクスリップは、消臭機能をプラスした防水シート入り汗取りパッド付きで、大切なシーンで汗を気にすることなく過ごせます。
参列時の不快感を和らげる持ち物を用意する
暑さ対策として、バッグの中に忍ばせておける小物も工夫しましょう。ハンカチは汗を拭くためのものと、涙を拭くためのものの2枚を用意しておくと、用途に合わせて清潔に使い分けられます。
扇子についても、無地や地味な色味のものであれば使用しても問題ありません。ただし、読経の最中などに大きな音を立てて扇ぐ行為は控え、周囲の方々への配慮を心がけましょう。
番外編:持ち運べるフォーマルも活用して
汗をかくから現地で着替えたい、遠方での法事の参加の際は、防シワ性に優れ、高距離の移動や持ち運びにも最適なこちらのシリーズが略喪服としておすすめです。
実は寒さ対策も必要?夏の法事で準備しておきたいこと
ここまで暑さ対策を解説してきましたが、実は夏の法事では寒さ対策も考える必要があります。法要が行われる本堂や会食の会場では、冷房が強く効いていることがあるからです。
冷房で体が冷えすぎないよう、ブラックの薄手カーディガンやストールを一枚持参しておくと安心です。また、お寺の床は夏場でも冷え込むことがあるため、冷え性の方は薄手の腹巻きを活用するなどの対策も検討しましょう。
まとめ:夏の法事にふさわしい服装を選ぼう
夏の法事における女性の服装は、故人を敬うためのマナーを守りつつ、自身の体調を管理する工夫が大切です。基本的には三回忌までは、準喪服を着用し、七回忌以降や平服の指定がある場合は略式の装いを選びますが、いずれの場合でも肌の露出や派手な装飾は控えましょう。髪形やメイクを弔事の作法に合わせることは、悲しみの席にふさわしい慎みを示すことであり、ご遺族に対して失礼のない場を作るための礼儀です。
最初は細かなルールが多く難しく感じるかもしれませんが、周囲に不快感を与えない落ち着いた装いを意識してみてください。
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