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2026.07.21 更新

揚げ物油の上手な保存方法とは!保存期間やろ過グッズもご紹介

お役立ち家事テクニック

揚げ物油を保存する際はその方法や捨てる目安など、押さえておきたいポイントいくつかあります。正しく保存しておけば繰り返し使えて経済的ですが、使い方を誤ると、健康に悪影響を及ぼすおそれがあるため注意が必要です。
正しい知識と方法を覚えておけば、誰でも簡単に油を安全かつ効率的に再利用できます。この記事では、揚げ物油の保存方法から捨て方まで、上手な使い方をわかりやすく解説します。

▼この記事でわかること
・揚げ物油を再利用できる回数の目安と調理内容による傷み方の違い
・再利用を避けるべき古い油(酸化した油)の見分け方と捨てる基準
・酸化が進んだ古い油が身体に及ぼす悪影響と健康へのリスク
・揚げカスの除去から冷暗所での保管まで、油の正しいろ過・保存手順
・使い終わった揚げ物油の適切な家庭での処理方法と廃棄のポイント

揚げ物油は何回まで使えるの?

油はおよそ2回から4回程度なら再利用できます。ただし魚や肉を揚げると油が汚れやすくなるため、繰り返し使える回数が少なくなる点に注意です。

油を再利用できる目安はおよそ2回から4回といわれています。ただし、時間が経つと酸化が進むので、なるべく早く使い切るようにしましょう。
また、油の汚れ具合は、どのような調理方法をしたかによっても異なってきます。
野菜の素揚げや天ぷらは、油をあまり汚すことなく使えます。反対に、魚や肉を使ったフライやカツ、から揚げなどは、素材から出てくる成分や味付けに使った調味料によって油が汚れやすくなります。そのため、油を繰り返して使いたい場合は調理する順番を工夫するとよいでしょう。
ただし、1回だけしか野菜を揚げていない油だからと言っても、時間が経つと酸化が進むので、なるべく早く使い切るようにしましょう。

油を捨てる目安は?

再利用した回数に関係なく、色が濃くなっていたり粘り気があったり、イヤなニオイがした油は処分するようにしましょう。

たとえ1回しか使っていない場合でも、下記のような状態の油は再利用するのをやめましょう。

・使用前に比べ色が濃い
・粘りがある
・イヤなニオイがする
・加熱すると泡が消えにくくなる
・180℃前後になると煙が出る

酸化が進んでしまった油で調理をすると、食材の食感が悪くなったり、風味が損なわれたりします。

酸化した油が体に及ぼす影響とは

酸化した古い油を使った揚げ物を食べると、胸焼けや吐き気、お腹がゆるくなるなど、食中毒に似た症状が起こることがあります。
このような症状が起きる原因は、油の酸化が進むと過酸化物や遊離脂肪酸と呼ばれる物質が増加することにあります。

揚げ物油の正しい保存方法

揚げ物油を美味しく安全に再利用するには、正しい手順と適切な容器で油の劣化を防ぐことが重要です。ここでは、次の内容を解説します。

・必要な道具と正しいろ過・保存手順
・酸化を防ぐための最適な容器選び

用意するもの

作業をスムーズに進めるため、手元に揃えておくべき道具を確認しましょう。

・網目の細かい網じゃくし
・油濾し紙(コーヒーフィルター、キッチンペーパー等でも可)
・濾し器
・油の保存容器

手順

揚げ物油のろ過から保存までの工程は、油の温度管理と手際の良さが劣化を防ぐポイントです。具体的な手順を確認しましょう。

①揚げ物が終わったら、油が熱いうちに網じゃくしで揚げカスをしっかりすくい取っておく
※揚げカスは油を傷める原因になります。
※鍋の油を置きっぱなしにしておくと空気や光によって酸化が進んでしまい、油が悪くなってしまいます。
※また、揚げカスを1か所に集めて保管していると、発火する場合がありますので十分にお気を付けください。

②保存容器に濾し器をセットする

③濾し器の上に油濾し紙やキッチンペーパーをセットし、熱が残っている状態の油を注いで油を濾す
※油濾し紙やキッチンペーパーを使用することによって、小さい揚げカスも取り除けます。
※油が冷めると粘りが出てしまうため濾しにくくなってしまいます。

④油が完全に冷めたら蓋をして冷蔵庫、シンク、コンロ下収納部分のような冷暗所で保存する
※油が熱いまま蓋をすると水蒸気によって油に水が混入してしまいます。※一度使用した油は悪くなりやすいので、早く使い切りましょう。

保存に適した容器は?

揚げ油の保存には油の酸化を防ぐことができるホーローなどの専用容器をオススメします。専用の容器がない場合はビンでも代用可能ですが、必ず耐熱性のものを使用してください。
耐熱性ではないビンを使用すると油の熱に耐えきれず、割れてしまう可能性があり大変危険です。また、保管している時に水や虫が入ることのないよう密閉し、ビンの表面にはアルミホイルを巻くなどして光を遮断するようにしましょう。

油の酸化を防ぐ活性炭フィルターと合わせて使えるオイルポット!

1度使った揚げ物用の油を保存するにはホーロー製のオイルポットが適しています。細かいカートリッジやフィルターがついていれば細かいゴミや揚げカスを取り除けます。

ニオイがつきにくく、サビや酸にも強いホーローのオイルポットは揚げ油の保存にピッタリです。
大容量のロートの上には細かいメッシュフィルターがついているので小さな揚げカスもしっかりキャッチ。ロートの下には活性炭と脱酸剤(FA剤)の力で油のニオイ軽減、劣化対策に効果を発揮するフィルターをセットできるので、油を清潔にろ過し、酸化を抑制することができます。
また、口が大きいので一度に濾せるろ過油量は約450mlと大容量で、活性炭カートリッジ使用時は約650mlの油を保存することが可能です。

揚げ物油の処理方法

使い終わった揚げ物油は、絶対に流しに直接捨てないようにしましょう。牛乳パックやビニール袋、新聞紙などを使って自宅で処理し、燃えるゴミとして捨てるのが基本です。詳細は「油の正しい捨て方、油は何回まで使える?上手な使い方も伝授!」をご参照ください。
また、自治体によっては油を回収し、再利用しているところもあるため、事前にゴミの出し方を確認しておくと安心です。

揚げ物油の保存に関する「よくある質問」

揚げ物油の保存は、正しい方法で行わないと油が劣化したり、料理の風味が損なわれたりする可能性があります。揚げ物油の保存について、実際に迷いやすい点をまとめました。油の再利用を上手に進めるための参考にしてみてください。

揚げ油は何回まで使える?

揚げ油は2回から4回程度の使用が目安です。ただし、調理内容によって油の傷み具合が異なります。野菜の素揚げや天ぷらは油をあまり汚さないため、比較的長く使えます。一方、魚や肉を使ったフライやカツ、から揚げなどは素材から出てくる成分や調味料の影響を受けやすく、油が劣化しやすくなります。いずれの場合でも、時間が経つと酸化が進むため、なるべく早く使い切るようにしましょう。

古い油の見分け方は?

油の色が濃い、粘りがある、イヤなニオイがするなどの変化が見られたら、再利用を避けましょう。たとえ1回しか使っていない場合でも、加熱時に泡が消えにくい、180℃で煙が出るなどの状態は酸化が進んでいる証拠です。このような油で調理すると、食材の食感や風味が損なわれます。

古い油を使うと体に悪い?

酸化した油を摂取すると、胸焼けや吐き気、お腹がゆるくなるなど、食中毒に似た症状が起こることがあります。油が酸化すると、過酸化物や遊離脂肪酸という有害な物質が増加するためです。食材の品質だけでなく、健康面からも古い油の使用は避けるべきです。

油を保存する際の注意点は?

油は冷暗所で保存し、なるべく早く使い切ることが大切です。揚げカスはしっかり取り除き、油が完全に冷めた後に蓋をして冷蔵庫やコンロ下などで保管しましょう。容器はホーローなどの専用容器か、耐熱性のガラス瓶を使用し、光を遮断するようにすることで酸化を抑制できます。

正しい保存方法で揚げ物油を上手に再利用しよう

この記事では揚げ物油の正しい保存方法について解説しました。揚げ油は2~4回程度の再利用が可能ですが、調理内容によって油の傷み具合が異なり、酸化した油を使うと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
揚げ物油で大切なのは「揚げカスをしっかり取り除き、冷暗所で早めに使い切る」という基本的な手順です。調理内容を工夫して油を傷みにくくし、正しい保存方法を実践することで、安全かつ経済的に揚げ油を再利用し、おいしい揚げ物を楽しみましょう。

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