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子どものねむりのお悩みQ&A

2023.07.26

子どものねむりのお悩みQ&A

  • くらし役立ち

眠る子ども

こんにちは。スタッフ和多田です。

家事や仕事でバタバタしながら、慌ただしく1日を終えた時、子どもの寝顔を見ると一気に時間の流れがゆっくりになるのを感じます。
「ぐっすり眠って、また明日も元気いっぱい過ごしてね」と言いながら、私の顔がやっと優しくなる瞬間です。

さて、今回のコラムでは子どもの眠りのお悩みについて、快眠セラピスト・睡眠環境プランナーの三橋さんにお聞きしたお話をご紹介します。

快眠セラピスト



寝る子は育つ?

子どもにとって睡眠の役割は、大脳を育てることと体を発達させることです。
大人と比べて、レム睡眠と深いノンレム睡眠の時間が長いことが特徴です。
寝ている間のレム睡眠によって、神経ネットワークが構築され、脳は発達していきます。
そして深いノンレム睡眠によって体が発達します。

頭で覚えた記憶も、スポーツや楽器の演奏、書道など体で覚えた記憶も睡眠中に定着するので、学習能力や運動能力が向上します。
しっかり眠ると気持ちに余裕が生まれるので、思いやりのある行動がとれ、人にやさしくなります。
意欲や創造力、判断力も向上し、瞳の輝きや美肌にもつながり、魅力的になります。
夢を叶えるための能力は、睡眠によって育まれるといっても過言ではありません。

熟睡するための生活習慣

体内時計が乱れると、時差ボケのような症状があらわれて夜の睡眠が浅くなります。
規則正しい生活を心掛け、休日も朝寝坊せず平日と同じ時間に起きましょう。

日の光を浴びないと、夜の睡眠ホルモンであるメラトニンの生成が減ってしまいます。
午前中に30 分以上太陽光を浴びるよう心掛けてください。

寝る前のスマホもブルーライトの刺激で眠りが浅くなるので、寝床にスマホを持ち込まないようにしましょう。

元気な寝相は?

日中、機嫌よく元気に過ごせているなら心配ありません。
子どもは脳が未成熟なので、体の姿勢をコントロールすることが難しく、姿勢が大きく変わります。
小学校高学年くらいから落ち着いてきます。

寝不足が子どもに与える影響

朝起きられない、朝食欲がない、園への行き渋りなど思いつくだけでもたくさんあります。
落ち着きのなさや興味が持てない、やる気が出ないなど学力低下につながることもあります。

ぐっすり眠るために

子どもは体温が高いので、汗をしっかり吸収する天然素材のパジャマがおすすめです。
体動も激しいので、伸縮性のある生地、もしくは少しゆったりしたサイズを選びましょう。
掛布団が外れても寝冷えしないように、腹巻付きのパジャマもいいですね。

また、マットレスは寝返りのしやすさやムレにくさをポイントに選ぶとよいでしょう。
高すぎる枕は避け、小学校に上がるまではバスタオルを4つ折りにした程度で大丈夫です。



子どもの身体と心の成長に、睡眠がとても重要な役割を担っているという事を改めて感じるお話でしたね。
特に「夢を叶えるための能力は、睡眠によって育まれるといっても過言ではありません。」という言葉がとても印象に残りました。

親の都合でついつい就寝時間が遅くなったり、休日は(私もゆっくり寝ていたいので…)起きるのが遅くなったりとちょっと反省することもあり、睡眠について見直す良いきっかけとなりました!

皆様はいかがでしたか?
このコラムが皆様の暮らしの役に立てましたら幸いです。