お仕事復帰を控えた育休中ママさんの疑問やお悩みにアドバイス
2023.02.15
お仕事復帰を控えた育休中ママさんの不安や疑問にアドバイス!
- ファンミーティング
前回の座談会レポートでは、育休中ママさんをご招待した座談会の概要をお伝えしました。
今回は、育休中ママさんが、お仕事復帰を控えた今、不安や疑問に思っている事を詳しく詳しくご紹介します。
また、長年保育士・保育園園長を務めてきた千趣会チャイルドケアのスーパーバイザー 松澤先生からのアドバイスや、お仕事復帰を経験したベルメゾンのママスタッフの体験談もご紹介します!
お仕事復帰&保育園入園を控えたママの不安や疑問
≪ママの疑問≫
「保育園生活が始まる子どもに対して、どのようなフォローが必要なの?」
「子供の保育園入園に向けて、今から準備しておいた方が良いことってある?」
≪松澤先生の回答≫
「だんだんリズムを整えていくことが1番かな。
朝はだいたい保育園に出る時間帯に起きて過ごしてみてください。
入園後の急な変化は体力面でついていけないので、今から少しずつ、徐々に慣らしていけば良いと思います。
保育園に入園するからと言って、焦ることはありません。
育休中の今、お子さんとの愛着関係を深めるという事が1番大切です。
今はしっかりお子さんとの時間を大切にしてください。」
≪ママの不安≫
「保育園に行くことでお昼寝がうまくできるか、夜泣きをしないか心配。
夜泣きがあると、私も夫も仕事があるので、次の日の仕事がきついかな、、、って心配になります。」
≪松澤先生の回答≫
「どんなに小さくても保育園入園後は環境が変わると緊張したりします。
日中頑張った分、夜泣きをしたりすることもあるようです。
夜泣きがある期間は、本当にパパもママも大変だと思います。
ただ、一般的には、そんなに長くは続かないのかなと思います。
そういう時は、“今日はママを休ませて!パパ頑張って!” “今日はママが頑張るね”と、協力して乗り切ることが大切ですね。
また、夜泣きをしたことは保育園の連絡帳に書くと良いですよ。
保育園の先生も知っている・知っていないでは大きく違います。
保育士さんにもよ~く相談して、先生と保護者との協力体制で乗り切ってください。」
≪ママの心配≫
「仕事から帰宅した後、夕飯の用意や翌日の準備などでバタバタする中、子供とのふれあいをどのようにしていったら良いでしょうか?」
「子ども1人の時もバタバタでした。
2人になってそれぞれと触れ合ってあげたいけど、どうやって時間を作ってあげたら良いでしょうか」
≪松澤先生の回答≫
「2人っていうのが難しいですよね。
上のお子さんとは、できれば20分くらい一緒に過ごす時間を持つと良いと思いますよ。
下のお子さんが寝た後、待ってくれてありがとうね、という言葉かけが大切です。
ちゃんと気持ちを聞いてあげて、本当は頑張ってくれてるんだね、知ってるよ、と寄り添った声かけをしてあげてくださいね。」
≪ベルメゾンママスタッフの場合≫
「子どもが2人だとそれぞれに関わってあげるのはやっぱり難しいですよね。
それぞれの要求にこたえてあげるのは大変です。
うちでは、上の子はママ、下の子はパパという風に、メインの役割を決めています。
また、限られた時間の中で意識している事は、気持ちを言葉にすることです。
食事の時間でも“これ美味しいね!このお野菜の色、きれいだね”ってあえて言葉に出す事で日々ささやかな思い出作りをしています。」
≪ママの悩み≫
「そろそろおっぱい卒業も考えないといけないと思うのですが、夜中起きた時もおっぱいだし、寝かしつけもおっぱい。
子どもも眠くなるとおっぱいという意識になっているので、やめるのが難しそうです。」
≪ベルメゾンママスタッフの場合≫
「1人目の時は、保育園をきっかけにおっぱいをやめるのもかわいそうだったので、卒乳せずにお仕事復帰と保育園入園になりました。
そうすると仕事中に胸が張ってきて、とてもしんどかったです。
だから、保育園に預ける前に、自分の身体がしんどくてもおっぱいを続けるのか、それとも卒乳をするのか、しっかり考えて決めた方が良いと思います。
そして、卒乳すると決めたら、例えば、泣いてもまずはお布団に入れて、お布団に入ると寝るんだという意識を少しずつつけていくとよいです。
少し時間はかかるけれど、いつかは離れるものなので、ママとお子さん、お互いに様子を見ながら離れるタイミングを見つけて準備を進めるのが大切だと思います。」
≪ママの質問≫
「保育園の先生とのコミュニケーションで気を付けた方が良いことってありますか?」
≪ベルメゾンママスタッフの場合≫
「送迎の時間だけでは先生とじっくりお話をすることができなかったのですが、保育園では連絡帳があって、そこに質問や相談事を書き込むと先生がしっかりと返事をしてくれました。
連絡帳でのやり取りだけでも励みになったり、気持ちが楽になることが多かったです。」
≪松澤先生の回答≫
「気兼ねなく遠慮なく聞いてくれた方が嬉しいです。
一緒に子育てをしていくんですから。
帰り際にちょこちょこっとだけでは納得いかなかったりすることもあると思うので、そういう時は時間をとっていただくよう、お願いすればよいです。
保護者支援も私たち保育士の仕事なんですよ。全く心配しないで、安心してください」
共感しあったり先を予測できることで不安もやわらぎ、前向きな気持ちに!
「復帰に向けて不安をもっていたので、同じ思いを持ったママさんと共感できて、勇気づけられました。」
「仕事復帰までに、いろんな心づもりができました!仕事も頑張っていけそうです」
「松澤先生のアドバイスは、とても優しく、復職後を具体的にイメージでき、自分でも取り組めそうなものでありがたかったです。」
「仕事復帰後どんな感じになるのかなと一人でモヤモヤ不安になっていましたが、座談会に参加したことで気持ちが楽になりました。」
先が予測できなかったり、この悩みや疑問は自分だけかな、と思うとやっぱり不安になりますよね。
今回ご参加いただいたママさん達からは、ママ同士で共感しあえたり、具体的な解決策や見通しが立つことで、勇気づけられたり不安が和らいだという感想をいただきました。
不安や疑問、悩みを解消するには、モノやサービスだけじゃなく、やっぱり人と人とのコミュニケーションも大事なんだな、と改めて気づかされた座談会となりました。
私たちベルメゾンは、お客様とのコミュニケーションをこれからも大切にして、育児を頑張るママとその家族を応援していきます!