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【タイプ別】衣類のつけ置き洗い、正しい手順とは?注意点も解説!

【タイプ別】衣類のつけ置き洗い、正しい手順とは?注意点も解説!

2018.12.26

洗濯洗剤

頑固な汚れや蓄積した黄ばみ、スッキリ落としたいですよね。そんなとき試して欲しいのが「つけ置き洗い」です。しかし闇雲に洗剤液に漬ければよいわけではありません。つけ置き洗いにはデメリットもありますので、正しい方法で行うことが大切です。今回はタイプ別に、つけ置き洗いのコツをお伝えします。

「つけ置き洗い」でタイプ別に賢く落とす!

「つけ置き洗い」とひとことで言っても、衣類のタイプや汚れの種類によって方法は違ってきます。つけ置き洗いの方法は大きく分けて、デリケート衣類と通常衣類の2種類があります。さらに汚れのタイプ別に、ガンコ汚れと蓄積汚れの2種類があります。
それぞれの特徴を把握して、効率よく汚れを落としましょう。

デリケート衣類の洗い方

繊細な素材や生地の服を家庭で洗濯する場合、デリケート衣類用の中性洗剤でつけ置きをします。これはひどい汚れを落とすためではなく、通常の洗濯では衣類を傷める恐れがあるからです。衣類の洗濯表示で「手洗い可」のマークがついていることを確認しましょう(手洗い不可の場合はクリーニングです)。
デリケート衣類は洗剤液に10分ほど浸し、揉み洗い等はせずにすすぎます。汚れが気になる場合は上から軽く押す・離すを繰り返す「押し洗い」を行います。30秒脱水→すすぎを2回繰り返し、最後は30秒〜1分程度脱水し、形を整えて干します。
シミや黄ばみが気になる場合は、漂白剤を使用することもできます。ただしその場合は「酸素系漂白剤」を使用しましょう。漂白剤には酸素系と塩素系があり、酸素系は色柄物にも使用することができます。塩素系は全てを真っ白に漂白してしまうので、白物衣類のみにしか使用できません。またどちらの漂白剤も毛・絹・金属製品は不可、塩素系はナイロンやポリウレタンなどの化学繊維にも使用できませんのでご注意ください。

泥汚れや皮脂汚れの落とし方

こちらは通常衣類における、泥汚れや皮脂汚れなどのガンコ汚れを、つけ置き洗いで落とす方法です。
まずは下準備。泥汚れは乾かした後に、ブラシなどで泥を落とします。シャツの襟などの皮脂汚れには、洗剤原液を塗ってからつけ置きすれば効果的です。
たくさんの量を一度につけ置き洗いしたい場合は、洗濯機を利用しましょう。つけ置き洗いコースを使用したり、一時停止でタイマーをかけるなどして使用します。
つけ置き洗いに使用する洗剤は通常の洗濯洗剤でOK。洗剤量は、手洗い分量が載っている場合はその分量で、載っていない場合は洗濯機使用の分量より多少濃い目の量(水量に対する洗剤量のパーセンテージを少し上げる)を使用します。汚れがひどい場合は酸素系漂白剤をプラスするとさらに汚れ落ちがアップします。ガンコ汚れをしっかり落とすには、ぬるま湯の使用がおすすめです。
時間は10分程度で十分効果が得られますが、汚れがひどい場合は途中で様子を見つつ1時間以内に収めます。つけ置き終了後は軽くすすいだ後、通常の洗濯コースで洗います。

スニーカーも衣類同様、つけ置き洗いをすることができます。
下準備は衣類同様、まず泥などの汚れをブラシで落とします。靴ひもは外しておきましょう。その後、衣類より濃いめの洗剤液に浸けます。よりスッキリさせたい場合は酸素系漂白剤をプラスしましょう。
ゴム部分の劣化(黄ばみ・ヒビ割れ・剥がれ)防止のため、つけ置き時間の目安は30分〜1時間です。途中で様子を見ながら行います。
つけ置き後は通常通り、ブラシで洗います。落ちにくいゴム部分の汚れはメラミンスポンジでこすると落としやすいです。洗った後は洗濯機で脱水して干します。脱水時は靴をタオルで包み、脱水中にタオルがとれないよう紐などで結んでおきましょう。また、靴の中にもタオルを入れておくと、中までしっかり水が切れますよ。

【折りたためる洗い桶】

つけ置きは洗濯物の量にもよりますが、洗面台や洗い桶、洗濯機などで行います。洗面台は便利ですが、つけ置き中は使用できませんので洗い桶がオススメです。「折りたためる洗い桶」は柔らかなエラストマー製で、使わないときはジャバラ状に折りたたんで、フックに吊り下げたりすき間に収納できます。つけ置き以外にも掃除用や防災用としても使用できますのでひとつあると便利ですね。

【収納にも便利な蓋付きバケツ】

つけ置き洗いの際に水を張った桶やバケツをそのまま置いておくのは、見た目にも気になりますよね。そんなときに便利なのが「収納にも便利な蓋付きバケツ」です。つけ置き中は蓋をしてしまえば、バケツには見えないスッキリした印象に。持ち手があるので干す際にもラクに持ち運びができますよ。さまざまな日用品の収納ボックスとしても使えるので、とても重宝するアイテムです。

蓄積した黄ばみの落とし方

お気に入りの洋服も長年着続けていると、全体的に黄ばんでくることがありますね。そのような汚れもつけ置き洗いで落とすことができます。シャツの襟、Tシャツの脇の黄ばみ、全体的な黄ばみなどにも効果を発揮します。
使用するのは酸素系漂白剤で、重曹(大さじ1杯)を混ぜるとさらに効果的です。酸素系漂白剤が一番効果を発揮する水温は約50度ですが、洋服の品質表示に水温の表示がある場合はそちらを優先しましょう。


【オキシクリーン】

オキシクリーン」は酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)に洗浄補助剤(炭酸ナトリウム)を配合した洗剤で、酸素系漂白剤のみより高い効果が期待できます。つけ置き洗いにも使えますし、通常の洗濯にもスプーン1杯プラスして使用すると消臭効果があます。さらには食器のつけ置き洗いや漂白などキッチン関係にも使える万能洗剤ですので、ひとつ持っておくと何かと便利です。

つけ置き洗いの注意点

タイプ別にさまざまなメリットがあるつけ置き洗いですが、注意すべき点もあります。

洗う前にタグを確認!

つけ置き洗いを行う前には必ず、衣類のタグ(洗濯表示)を確認しましょう。平成28年12月に表示が変更になり、まだまだ馴染みのない記号もあります。消費者庁ホームページに記載の洗濯表示を参照の上、正しく取り扱いしましょう。
また素材の性質上、つけ置き洗いに不向きな衣類もあります。

  • 洗い不可のもの
  • 色落ちの激しいもの
  • ビーズやスパンコールなど繊細な装飾が施されているもの
  • アップリケや箔プリントなど剥がれやすいもの
  • 接着や熱圧着で縫製されているもの

プリントの衣類なども、長時間のつけ置きにより劣化する可能性がありますので、様子を見ながら短時間で終了しましょう。

一晩中はNG!

汚れや臭いをしっかり落としたいからといって、一晩中つけ置きすることはNGです。
洗濯物をつけ置きした洗剤液は、かなり汚れています。洗剤には再汚染防止効果がありますが、注意すべきはポリエステル素材です。ポリエステルは汚れた水に浸けておくと汚れを吸収して黒ずんでしまいます。
汚れによる汚染だけでなく、染料が溶けて他の衣類に色移りしてしまう可能性もあります。
暑い時期のつけ置き洗いは洗剤液が腐敗する、洗剤液から浮いた部分の衣類にカビが生えることも。
洗濯機でつけ置きを行なう場合、長時間水を貯めておくことにより洗濯機が故障したり、内部にカビが生える原因にもなります。
つけ置き洗いをしても臭いが気になる場合は、時間を伸ばすよりも酸素系漂白剤をプラスした方が効果的な場合もありますので、試してみてください。

まとめ

洗剤液に漬けておくだけで手軽にできるつけ置き洗い、うまく活用して衣類をスッキリ洗い上げたいですね。そのためにも汚れの種類を把握したり、衣類の品質表示を確認して洗濯方法を見極めることも大切です。
キレイにするつもりが、大切な衣類をダメにしてしまった…ということにならないよう、正しい方法で行いましょう。

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