2026.07.22 更新
印鑑の種類を解説!それぞれの用途と適した素材とは?
個人用で使う印鑑の種類には、主に「実印」「銀行印」「認印」の3つがあり、それぞれ役割や適した素材・サイズが異なります。実印は役所に登録し土地の売買やローン契約に(チタンや天然木が人気)、銀行印は金融機関の口座開設や出納に黒水牛や強化木がおすすめ、認印は荷物の受け取りなど(手軽な樹脂製が多い)に使用します。
進学や就職、結婚など、人生の節目に新しく作る機会が多い印鑑。「種類が多くて、自分にはどれを選べばいいのかわからない」と迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、それぞれの印鑑の具体的な役割やシチュエーション別の使い分け、用途に応じたおすすめの素材やサイズについて解説します。
▼この記事でわかること
・「実印」「銀行印」「認印」の役割と、使うシチュエーションの違い
・印鑑の種類ごとに適したおすすめの素材と一般的なサイズ
・実印・銀行印・認印にぴったりな、おすすめの印鑑アイテム
・シャチハタが使えない場面や印鑑との見分け方
INDEX
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印鑑の種類と役割の違い
印鑑の種類を大きく分けると、「実印」「銀行印」「認印」の3つに分類されます。それぞれ簡単に説明すると、実印は重要な契約、銀行印は金融機関との取引、認印は宅急便の受け取りなどに使われます。
シチュエーション別・印鑑の種類
実印・銀行印・認印は、それぞれ使う場面が異なります。いざという時に迷わないよう、具体的な用途を確認しておきましょう。
実印を使うシチュエーション
実印は、個人印・法人印の中では最も大切な印鑑です。
印鑑を「実印」として使うには、まず市区町村役所で「印鑑登録」をしなければなりません。印鑑登録を済ませることで、初めて実印として使うことができます。
土地や建物を売買するとき、公文書の作成などに使われます。また会社の設立やローンを組むときなどにも利用されます。
銀行印を使うシチュエーション
銀行印は、口座開設などをしたときに、金融機関で登録した印鑑のことをいいます。
登録内容の変更や預金したお金を引き出すなど、金融機関の出納に使用する重要な印鑑で、金融機関で保険や証券を契約するときにも使用します。
認印を使うシチュエーション
認印は、印鑑登録や金融機関への登録をしていない、日常でよく使う印鑑のことをいいます。
宅急便の受け取りや、学校の書類などに使用されます。
印鑑の種類別・おすすめの素材
「実印」「銀行印」「認印」の3つは、素材や大きさなどが特に決められているわけではありません。ですが、実はそれぞれに適した素材や大きさがあるのをご存知ですか?
ここでは、印鑑の種類に合った素材と大きさをご紹介します。
実印におすすめの素材
実印は重要な印鑑なので、ほかの印鑑より高級な素材で作るのがおすすめです。
ひと昔前までは象牙がよく使われていましたが、現在は「チタン」や「オノオレカンバなどの天然木」が人気です。
実印のサイズは男性が15mm、女性は13.5mmが一般的です。
チタン製の印鑑は耐久性や捺印性に優れています。湿気にも強いので水洗いが可能です。
■チタン
耐久性や捺印性に優れ、見た目の高級感も抜群です。自然素材とは違い湿気に強いので、水洗いができるのも特徴です。保管もしやすく、一生モノの印鑑として重宝します。
天然木のオノオレカンバ製印鑑は高い耐久性が特徴です。丈夫なため長く愛用できます。
■天然木(オノオレカンバ)
天然木のオノオレカンバは、斧が折れると言われるほど高い耐久性を持つ木材からできています。金のなる木ともいわれており、契約ごとや金銭に関した場面で使うのにも適しています。
銀行印におすすめの素材
黒水牛は印鑑によく使われる素材として広く知られています。水牛の角を加工して作られていて、光沢があります。高級感がありながら手頃な価格で売られている印鑑も多いです。
銀行印は使いやすい「黒水牛」や、傷みにくい「強化木(きょうかもく)」がおすすめです。認印よりも少し立派に見える素材を選ぶと良いでしょう。
サイズは12mm、または13.5mmが一般的です。
■黒水牛
黒水牛は印鑑の素材として、一般的によく使われている素材です。耐久性や捺印性が優れていながら、比較的手頃な価格で手に入るのも魅力です。
■強化木(楓・樺・杉など)
強化木は、天然木に特殊な樹脂を染み込ませたり、高圧で圧縮したりして耐久性を高めた木材です。「楓」や「樺」、「杉」などの印鑑も強化木の一種です。天然木の温もりを残しつつ、ひび割れや朱肉の油分に強いため、長く使う銀行印に適しています。
認印におすすめの素材
持ち歩くことが多い認印は、軽くて扱いやすい「樹脂」がおすすめです。かわいいデザインのものもあり、お値段も比較的リーズナブルなのが特徴です。サイズは10.5mmが一般的です。
■樹脂
樹脂とは、アクリルやポリエステルなどの人工素材です。カラーバリエーションが豊富で、キャラクターデザインなどのかわいい印鑑にも多く使われています。軽量で扱いやすいため、日常的にたくさん押す認印として活躍してくれます。
印鑑の種類別・おすすめの商品
実印におすすめの商品
こちらのディズニーデザインの印鑑は、用途に合わせて実印(径約1.5cm)と銀行印(径約1.2cm)から選べます。書体は風格のある古印体(丸みを帯びた、日本独自の印鑑用書体)で作成され、適度な重みがあるため、ブレずにしっかりとした印影を押せるのが特徴です。
側面にはキャラクター柄がプリントされ、輝くジルコニアが上品なアクセントになっています。ご自身の一生モノとしてはもちろん、お子様の初めての印鑑にもおすすめです。
耐久性が高く、日本の木材の中でも特に硬いとされる天然木「オノオレカンバ」を使用した日本製の印鑑です。繊維が緻密なため捺印性が良く、天然素材でありながら狂いが少ないのが特徴です。
その硬さから「夫婦の絆が折れない」として結婚祝いとして、「心が折れない」として就職や進学のお祝いとしても重宝されています。また、商売繁盛の縁起物とされているため、大切な契約や一生モノとして長く使う「実印」に特におすすめの一本です(銀行印・認印向けのサイズもご用意しています)。
印面は縁起が良いとされる八方篆書体(はっぽうてんしょたい/文字の線が四方八方に伸びる書体)で、漢字、カタカナ、ひらがなの刻印が可能。径約1.5cmの実印は6文字まで入ります。
銀行印におすすめの商品
耐久性に優れた「芯持ち材」を使用した、日本製の黒水牛印鑑です。
黒水牛の角は適度な硬さと粘りがあり、朱肉のノリが良いのが特徴です。その中でも特に耐久性が高い芯の部分(芯持ち材)のみを厳選し、熟練工が手仕上げで丁寧に作成します。書体は八方篆書体を採用しています。
実印・銀行印・認印の単品購入はもちろん、便利な3本セットもご用意。それぞれ印鑑のみ、またはケース付き(3本セットは専用収納ケース付き)からお選びいただけます。ご自身の一生モノとして、また就職やご結婚などのお祝いの品としてもおすすめです。
大人からお子様まで幅広い世代に人気の絵本「くまのがっこう」のケース付き印鑑です。印鑑には楓材を使用しています。印鑑本体にもケースにもキュートなジャッキーのイラストが描かれた、かわいいデザインです。印面は篆書体(線の太さが常に一定の古代文字)で、漢字、ひらがな、カタカナの刻印が可能。12mmの銀行印サイズは3文字まで、15mmの実印サイズは6文字まで入ります。朱肉部分にはフタが付いているので、周りを汚さずに使えます。
認印におすすめの商品
使う時にちょっと自慢したくなるような、キャラクターデザインが側面にあしらわれた印鑑と、お揃い柄のケースのセットです。主材には軽くて扱いやすいポリエステルを使用しています。ご自身用としてはもちろん、贈り物としても喜ばれます。印面は八方篆書体で、漢字、カタカナ、ひらがなの刻印が可能。径約1.5cmの実印は6文字まで、径約1.2cmの銀行印と径約1.05cmの認印は3文字まで入ります。
印鑑の種類に関する「よくある質問」
印鑑の実印・銀行印・認印の使い分けは?
・「実印」:役所に届け出て法的効力を持つ印鑑です。土地や建物の売買や会社の設立・ローンを組むときなどに利用します。
・「銀行印」:金融機関で口座開設などをしたときに登録した印鑑です。登録内容の変更や預金したお金を引き出すなど、金融機関の出納に使用するときなどに使用します。
・「認印」:印鑑登録や金融機関への登録をしていない、日常でよく使う印鑑で、宅急便の受け取りや簡単な契約書などに利用します。
印鑑にシャチハタが使えないのはどんなときですか?
公的な書類に押印するときは基本的にシャチハタ不可です。シャチハタは大量生産で作られているため、同じ印面が存在し、成りすましができてしまうためです。
また、印面がゴム製なので、強く押すとゴムがゆがんで押した跡が変わってしまうことがあり、違った印鑑だと思われる可能性があるためです。市区町村の役所に届け出る婚姻届や出生届、離婚届や転入転出届、雇用契約書などに、シャチハタは使用できません。
印鑑とシャチハタの見分け方は?
印鑑とシャチハタの一番の違いは、「朱肉を使うかどうか」です。 印鑑は全体が硬質の素材(金属や動物の角や牙、木材など)でできており、捺印時に朱肉を使います。 シャチハタは印面がゴム製で、本体内部にインクが内蔵されているため、連続で押印できる特徴があります。
用途に合った素材を選んで、一生モノの印鑑を見つけよう
印鑑は、それぞれの役割を把握し、適した素材を選ぶことで、一生使えるあなただけの大切なアイテムになります。今回ご紹介した内容を参考にして、好みの印鑑を探してみてください。
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