通販カタログ・通信販売のベルメゾンネット

更年期に起こりやすい心と体の症状

更年期症状に3つのパターン

更年期の症状はとてもさまざまで、200種類以上もあるともいわれます。おおもとになっているのはエストロゲンの減少なのですが、そこからのメカニズムは

1)自律神経系
2)精神神経系
3)皮膚、粘膜、関節、骨などその他の系統

などにわけることができます。
この3つの系統が同時に影響を受けるため、症状は重なって起きることがあります。
たとえば、動悸やホットフラッシュがあり、肌のかゆみや湿疹もある。抜け毛も気になる。特につらいのは、疲労感が強く家事も手につかないというようなことにもなります。

1)の「自律神経系の症状」は、ホットフラッシュ、のぼせ・ほてり・動悸が代表的で、疲労感、だるい、頭痛、肩こりなども含めることがあります。自律神経の乱れによって起こるので、関連する部位を検査しても異常は見つかりません。
日によって症状が出たり出なかったり、症状の出る場所が変わったり、ちょっとしたストレスや気温や気圧にも左右され、まさに「日替わり」になることもあります。

ひとつひとつの症状はそんなに深刻なものではないかもしれません。でも、「今度はどんなことが起こるのか」と思うと不安になり、ついくよくよしたり、前向きになれないという心の不調にもつながってしまう場合もあります。
「不定愁訴」といわれるように、身体のどこが悪いのかはっきりしない訴えで、検査をしても結果は異常が見つからない。このため家族や、更年期に詳しくない医師からは「気のせいだ」「考えすぎ」という扱いを受けやすいのもつらさの一つです。しかしこれは気の持ちようではなく、体内で起こっているメカニズムの変化なのです。

イライラや感情爆発、食欲不振。更年期のメンタル不調

「精神神経系の症状」は、抑うつやイライラなどです。
エストロゲンの減少はセロトニンの分泌にも影響を与えます。セロトニンは脳内伝達物質の一つで、精神安定や気分の調整、そして睡眠にも関係するとされる物質です。これが減少することで、イライラや不安、焦り、食欲不振、寝つきの悪さなどが起こりやすくなってくるのです。

涙もろい、イライラしすぎて周囲に強い言葉や態度をぶつけてしまう。これまで仕事に子育てにと対応してきた自分なのに、思うようにてきぱき仕事を片付けたり、明るく振る舞ったりできなくなってしまったというのです。こんなことは今までなかったのに。自分が自分でないみたい…と変化に困ってしまうこともあります。

このような心身のメカニズムの変化により、女性の40代~50代はうつ病やパニック障害なども起きやすい時期とされています。

皮膚や関節、エストロゲンの作用を強く受ける器官の症状

「皮膚、粘膜、関節、骨などその他の系統で起こる症状」というのは、皮膚のくすみ、乾燥によるかゆみ、尿もれ、関節のこわばり、骨量減少などを指しています。
エストロゲンは全身の健康を守っていると述べましたが、中でも、皮膚や粘膜、泌尿生殖器・骨・血管などはエストロゲンの作用を強く受けています。このため、それらの器官では、更年期以降に構造や働きに変調が起きやすくなります。

自律神経系、精神神経系に比べて、この器官系の不調は、エストロゲンが完全になくなる更年期の後半に、深刻化していきます。高齢期に入ると、骨粗しょう症や動脈硬化による心筋梗塞、脳卒中も起きてきます。

60代、70代になると、更年期のエストロゲン減少が関係していることなど忘れさられ、「加齢性」「年だからしかたない」と診断されがちです。「おかしいな」と思うところがある場合は、早めに医師に相談することもおすすめします。

記事監修

公益社団法人女性の健康とメノポーズ協会は、1996年設立(2023年公益法人化)の、女性が健康で充実したライフキャリアを実現できる社会を目指す支援団体です。更年期などのヘルスケア教育、電話相談、企業向け「女性の健康経営」推進を柱に、女性の生涯にわたる健康課題に専門的な視点から取り組み、一人ひとりが本来の力を発揮できる環境づくりをサポートしています。

メグエル

更年期、のち、晴れ。

更年期の毎日が、晴れやかな時間になるように。

更年期セルフチェックはこちら