
ホットフラッシュ
(汗悩み・冷えのぼせなど)

「一晩〇時間寝なくては」とこだわりすぎず、まずは体と心が自然に「おやすみモード」へ切り替わる環境を作ることが大切。
就寝前の光の明るさや食事の時間を見直したり、肌触りの良い寝具を選んだりと、自分自身が心地よくリラックスできる空間を整えましょう。
※この記事は公益社団法人 女性の健康とメノポーズ協会の制作協力を得て千趣会が作成しています。
枕やマットは姿勢や体型に合うものを、パジャマや寝具は肌触りや機能性など、「心地よい」と感じるものを選ぶことが大切。快適な環境がスムーズな入眠につながります。
寝室の明かりは、月明かりのようなやさしい暖色系(間接照明など)に切り替えましょう。目からの刺激を減らし、脳を睡眠モードへ導きます。
湯船に浸かって体を温めたら、入浴後は1時間ほどのリラックス時間を作りましょう。体のほてりが取れてきたころが、心地よい眠りに入りやすいときです。入浴後にすぐ寝るときは、体温を上げすぎないよう、ぬるめのお湯にさっと入ります。
遅い時間の食事は胃腸に負担がかかり、深い眠りの妨げに。夕食が遅くなる日は、17時頃に豆乳など豆乳など「低糖質・高タンパク」を摂り、夜の食事は軽めにすませましょう。
満腹感でうたた寝をしてしまうと、夜中に目が冴えて睡眠サイクルが乱れる原因に。15時以降の仮眠は控えましょう。
「寝た気がしない」「夜中に目が覚める」
うとうとするけれど、いつまでも深い眠りに落ちていけない
夜中にふと目が覚め、あれこれ不安を感じてしまい、余計に眠れなくなる
寝ている間にカッと熱くなり、大量の汗をかいて目が覚める(一晩に何度も着替える方も)
睡眠時間は取れているのに、朝起きても疲れが取れていない
「いくら寝ても眠い」と感じる月経前のように、女性ホルモンの変化は睡眠に大きく影響します。特に40代~50代は仕事や家事に忙しく、もともと睡眠リズムが乱れがちな世代。「眠れない」という悩みから、更年期の始まりに気づく方も少なくありません。
ホルモン減少が「睡眠リズム」と「呼吸」に影響
閉経に伴って女性ホルモンのゆらぎや減少が起こると、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、GABAなど)の働きが変わり、睡眠ホルモン「メラトニン」の調整がうまくいかなくなります。さらに、以下の4つの要因が重なることで、深い眠りが妨げられます。
のぼせ・発汗
体温調節がうまくいかず、寝ている間に暑くなって目が覚めてしまう。
不安・考えごと
ふと目が覚めたとき、不安感や考えごとが止まらなくなり、目が冴えてしまう。
いびき・無呼吸(呼吸の変化)
意外と知られていませんが、女性ホルモンの減少でのどの筋力が低下し、気道が狭くなりやすくなります。特にあごが小さい女性は、仰向けで舌が落ち込んで気道をふさぎ、「いびき」などの原因になることも。これが眠りを浅くします。
夜中のトイレ(頻尿)
ホルモンの変化は膀胱などの泌尿器系にも影響し、夜中にトイレに起きたくなる回数が増えます。
眠れない夜が続くとき、眠ろうと焦る気持ちを少し手放してみませんか。ご自身の姿勢に合う枕や、肌触りが良く快適なパジャマを取り入れて、心地よく過ごせる環境を整えましょう。
