
ホットフラッシュ
(汗悩み・冷えのぼせなど)
無理に気持ちを切り替えようとするよりも、好みの香りや色彩に包まれるなど、「五感」に働きかけるほうが脳は自然とリラックスできます。心地よいと感じる、自分にとっての「おもてなし」アイテムを味方につけましょう。
※この記事は公益社団法人 女性の健康とメノポーズ協会の制作協力を得て千趣会が作成しています。
不安や落ち込みを感じる時は、アロマやハーブティーの香りで脳のスイッチを切り替えてみて。夜間の不安感や中途覚醒には、やわらかい暖色の照明や、リラクゼーションアイテムを取り入れて。
イライラが止まらない時は、肌触りの良いルームウェアに包まれたり、クッションをギュッと抱きしめ、高ぶった感情を外へ逃がしてあげましょう。
気圧の変化や寝不足など、自分が不調になりやすい条件を把握しておくことも大切です。「今日は無理をしない日」と自分に許可を出し、深呼吸や軽い散歩でゆっくりクールダウンを。
何もしたくないと感じる時は、無理をせず脳の働きを助ける成分を摂るのもひとつの方法。ビタミンB群や、お茶に含まれるリラックス成分(テアニン)などがおすすめです。
「急に涙が出る」「献立が浮かばない」
イライラが抑えきれずに周りの人に当たってしまう、突然涙が出てしまう
理由もないのに「悪いことが起きそう」と不安にかられる
やる気が起きず、何も楽しめない
突然の動悸やめまい、手足の震えなどが起きる
仕事の段取りが組めない、夕飯の献立が思い浮かばない
更年期には、イライラ、落ち込み、不安などの心のゆれを感じることがあります。
「これまでの自分とは違う」と感じる心の変化があったら、無理や我慢をせず婦人科や心療内科の専門医に相談を。今の自分に無理がかかっていないかを見直し、生活リズムを整えリラックスできる環境を作ることも重要です。
「脳内ホルモン」の不足と、人生の「お疲れ」が重なる時期
女性ホルモン(エストロゲン)は、実は脳内で「幸せホルモン(セロトニン)」や「やる気ホルモン(ドーパミン)」の分泌を助ける働きもしています。更年期にエストロゲンが減ると、これらの脳内物質が不足し、心のバランス調整がうまくできなくなります。
イライラ・不安
感情の暴走を抑える役割のセロトニンが減ることで、怒りっぽくなったり、漠然とした不安に襲われることも。「自分がおかしいのでは?」という不安が、さらにストレスを呼びます。
役割の重なり(無気力・うつ)
この世代は、家事、仕事、育児・介護など、いくつもの役割が重なって疲れがたまる時。責任感が強く完璧にこなしてきた・こなそうと頑張ってきた人ほど脳がエネルギー切れを起こしやすく、「こんなはずじゃない」と自分を追い詰め、無気力やうつ状態に陥りやすくなります。
心の疲れは、立ち止まって休もう、という身体と心の大切なサイン。日々のがんばりを少し手放し、ゆっくり脳を休ませてください。香りや良い肌触りなどのリラックスアイテムで五感を満たし、心身共にしっかりと休息をとってください。
