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ホットフラッシュ
(汗悩み・冷えのぼせ)

「我慢」は禁物。医療機関も頼りながら、衣服で上手に調整を

急なほてりや汗をもたらすホットフラッシュは、イライラや寝不足にもつながる更年期の代表的なサイン。
ケアのコツは「体を冷やしすぎず、ほてりだけをサッと鎮める」こと。カッと熱くなっても実際の体温は上がっていないことが多いので、機能的なインナーや小物を味方につけて心地よく乗り切りましょう。
※「つらいな」と感じる時は、決してがまんせずに婦人科へご相談を。保険適用のお薬(ホルモン補充療法など)に頼るのも、自分を大切にするケアのひとつです。

※この記事は公益社団法人 女性の健康とメノポーズ協会の制作協力を得て千趣会が作成しています。

ホットフラッシュ等の汗悩み・冷えのぼせについて「知る」

こんな症状が起こります

突然、顔や上半身がカーッと熱くなり、滝のような汗が出る

  • 前触れなく、顔や首、胸元が急に熱くなる

  • 衣服が濡れるほどの汗が、ドッと吹き出す

  • 汗が引いた後、急激な寒気や冷えに襲われる

  • 寝ている間に汗をかいて何度も目が覚めてしまう

ホットフラッシュは更年期の代表的な症状とされますが、汗の出方や回数、強さは、人や状況により差があります。数分で治まる発汗が1日数回という人もいれば、昼夜を問わず10回以上も発汗を繰り返す場合もあり、人によっては集中力の低下やイライラ感、パニック感、睡眠不足の原因にもなっています。

なぜホットフラッシュ等の汗悩み・冷えのぼせが起こるの?

女性ホルモンの低下による「体温調節センサー」の誤作動

閉経に伴う女性ホルモン(エストロゲン)のゆらぎや減少によって、自律神経のバランスが乱れることが引き金となります。脳の体温調節機能が過敏になることで、急なほてりや発汗を起こしてしまいます。

脳のセンサーと交感神経の過剰反応

女性ホルモン減少の刺激によって、脳の視床下部にある「体温調節中枢」が過敏になります。すると、興奮や緊張をつかさどる「交感神経」が過剰に反応し、血管が収縮して血流が速くなることで、急激なほてりや汗が引き起こされます。

緊張やストレスが引き金になり滝汗が

暑さや運動による汗(温熱性発汗)であるとともに、緊張したときに出る汗(精神性発汗)に近い性質があります。そのため、通勤電車や会議、プレゼン中など、緊張が高まる場面で症状が出やすくなります。

「また汗をかいたら…」という不安の連鎖

「また汗をかいたらどうしよう」という不安や焦りがさらなる緊張を生み、それがまた症状を呼び起こしてしまうこともあります。

夜間の誤作動が引き起こす「不眠」

このセンサーの誤作動は、寝ている間にも起こります。就寝中に体温調節がうまくできず、何度も大量の寝汗をかいて目が覚めてしまうことが、更年期特有の「眠れない(不眠)」という悩みの大きな原因となります。

急なほてりや汗は、体が変化と向き合っている証拠です。「また汗をかいたら」と不安になりすぎず、汗対策グッズや体温調節しやすい服装を上手に使い、ゆったりと構えて過ごしましょう。

メグエル

更年期、のち、晴れ。

更年期の毎日が、晴れやかな時間になるように。

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