
ホットフラッシュ
(汗悩み・冷えのぼせなど)

「みんな頑張っているのに」と自分を責める必要はありません。今は無理がきかない時期だと受け入れて、まずは休む時間を作っていきましょう。一人で抱え込まず家族や医療機関を味方につける、隙間時間のセルフケアなどで自分の心と身体をいたわりましょう。
※この記事は公益社団法人 女性の健康とメノポーズ協会の制作協力を得て千趣会が作成しています。
日中に時間が取れない時は、布団の中での時間を有効活用してみてください。ゆったりとしたインナーや温熱アイテム、アロマなど、少しの時間で心が休まるアイテムを取り入れて。
「立つ回数を増やす」「少し大股で歩く」「階段を使う」など、日常生活の中での動きを少しずつ高めていくことで、エネルギーの循環が良くなりだるさが抜けやすくなります。
家族の食事作りに時間を取られご自身の食事はおろそかになっていませんか? エネルギーを作り出すには「タンパク質」が不可欠。糖質(炭水化物)を少し減らし、肉や魚、卵、大豆製品をしっかり摂るよう意識して。
家事や介護の分担を見直したり、働き方を調整して「自分のための時間」を作りましょう。一人で抱え込まないことが、疲れをためないための大きな秘訣です。
「寝てもスッキリしない」「食べているのに元気が出ない」
しっかり寝たつもりでも、朝から体が重だるく、スッキリしない
以前は普通にこなせていた家事や仕事が、しんどくてたまらない
食欲はあって体重も増えている(太りやすくなった)のに、ただただ疲れる
「ただの疲れ」と見過ごしがちですが、「いつもの疲れと違う」と感じたら、まずは医療機関でチェックを受けることも大切です。
「代謝の低下」と「役割の多さ」による、心身のエネルギー切れ
更年期の疲れは、体の変化と日々の負担が何重にも重なって起こります。
・ エネルギー変換の低下(代謝ダウン)
女性ホルモン(エストロゲン)が減ると体内の代謝が落ち、食事の栄養を上手にエネルギーに変えられなくなります。閉経後は内臓脂肪が増えやすく、「食べても元気にならず、脂肪として蓄積されて体が重くなる」という悪循環に陥りがちです。
・ 運動不足で筋肉量減少
女性は元々筋肉が少なく脂肪太りしやすい。体調不良から運動不足になるとその傾向が加速して、筋肉量が減って熱エネルギーを産生しにくくなります。
・ 他の不調による消耗
ホットフラッシュや不眠、肩こりなどの症状に日々振り回されることで、無意識のうちに体力が奪われていきます。
・ 休めない環境(がんばりすぎ)
日本の更年期世代は、仕事、家事、育児、親の介護、経済問題など、一人で背負う役割が非常に重い世代です。日々忙しく「自分のための時間がもてない」という状態が続くことで、心身のエネルギーが底をついてしまうのです。
日々のがんばりを褒め、少し肩の荷を下ろしてみませんか。自分のために過ごす時間を持つことが明日への元気につながります。休息や運動、大切な人との時間を通して、ご自身のエネルギーをたっぷりと満たしましょう。
