- 2022.06.20
- ベビーファッション
スタイっていつから着ける?
必要な枚数から卒業時期まで
解説します
ベビー用スタイってたくさん種類があるから、選ぶのに迷いますよね。
スタイはいつ頃から着けるものなのか、何枚あると安心かなど、ベルメゾンで働くママパパ達のリアルな声をまじえながら解説します。
まずは基本を解説。
スタイはいつからいつまで使うもの?
スタイは昔から「よだれかけ」という名前で親しまれてきたベビー用品。主な用途は、赤ちゃんのよだれや食べこぼしで服が汚れるのを防ぐことです。
スタイが必要になる時期と、卒業するタイミング
必要になるのは、赤ちゃんのよだれが出始めた頃から。そして、よだれも食べこぼしも落ち着いてきたと感じる頃まで使うとよいでしょう。
成長には個人差がありますが、よだれが出始めるのは生後2~3ヵ月ごろ、量が増えるのは生後5ヵ月ごろからが多いといわれています。
スタイの着用時期にこれといった決まりはありません。赤ちゃんの成長に合わせて、ママパパが着用する/しないを判断してあげましょう。
\先輩ママパパに聞きました/
ベルメゾンで働くママパパ達にアンケートを実施したところ、生後0ヵ月の新生児期~生後3ヵ月に使い始めた人が80%近く、そしておおよそ1~2歳の間にスタイを卒業する傾向がありました。2歳ぐらいになると食べこぼしも減ることが影響しているようです。
スタイをいつから使い始めましたか?
(ベルメゾンで働く先輩ママ・パパ48人が回答)
スタイをいつまで使っていましたか?
(ベルメゾンで働く先輩ママ・パパ48人が回答)
スタイは何枚用意しておくべき?
では、新生児期から2歳ごろまで使うことを前提にした場合、スタイは何枚くらい準備しておくのがよいのでしょう。
洗い替えを含めて複数枚の準備を
\先輩ママパパに聞きました/
こちらもベルメゾンで働く先輩ママパパのアンケート結果を見てみると、約85%の人が5枚以上用意していたという回答結果でした。
スタイは何枚くらい用意していましたか?
(ベルメゾンで働く先輩ママ・パパ53人が回答)
赤ちゃんそれぞれでよだれの量や汚れる頻度に差が出るものなので、「○枚あれば大丈夫」と言い切るのは難しいところがあります。おすすめは、よだれが気になり出す頃に必要最低限と思える枚数を準備し、後で追加していくこと。
スタイは出産後にプレゼントでもらう機会も多いので、お食事用やよだれ用などで使い分けることを考えても、ご自分で用意するのは3~5枚程度あれば安心です。
スタイの選び方と使い分け。ポイントは4つ!
デザイン性の高いおしゃれなスタイがたくさんあり、形状や素材もいろいろ。いざ選ぼうとしても迷ってしまいますよね。スタイを選ぶ際、また使い分けのポイントをご紹介します。
Point.01よだれの量・赤ちゃんの成長に合った形を選ぶ
ポピュラーなU字型
スタイの一般的な形状は、首元から胸元までを覆うU字型。
胸元の生地の面積が比較的広いので、お口からたれてしまったよだれをカバーしやすく、よだれかけを使って汚れた口元も拭きやすいです。
ズレにくいバッククロスタイプ
よく動く赤ちゃん(特にずりばいが活発になる頃)だと、U字型ではスタイが背中側にクルッと回ってしまうことも。
そんな場合は、たすきのように紐で固定できるバッククロスタイプのスタイがズレにくくて便利です。
クルクル回る360度スタイ
よだれが多い赤ちゃんにも、よく動く赤ちゃんにもおすすめなのが、360度くるっと回ってよだれをしっかりキャッチしてくれる「360度スタイ」。回しながら使うことで、お着替えや洗濯の回数を減らせます。
Point.02用途に合った素材・生地を選ぶ
赤ちゃんのよだれが多い間は、吸湿性の高いパイル地がおすすめ。特に裏面が防水素材になっているものだと、お洋服までよだれが染みる心配がなく安心です。
離乳食の汚れ対策用に使うなら、食べこぼしで服が汚れないようにポリエステル・ナイロン・シリコンなどの防水素材のものが適しています。
また、汗でムレやすい暑い季節には、速乾性のあるガーゼ素材だとサラッと快適に着けていられますよ。
Point.03留め具のつけやすさで選ぶ
紐・リボンタイプは、月齢や年齢に関係なく、赤ちゃんの首の太さに調節して使えるのがメリットです。ただし紐・リボンを結ぶひと手間がかかるため、赤ちゃんが活発に動くようになると、ジッと待ってくれないかもしれません。
そんな時はスナップボタンタイプを使ってみましょう。成長に合わせたサイズ調節こそできませんが、ボタンを留めるだけで簡単に装着でき、よく動く赤ちゃんにも着けやすいのが魅力です。
Point.04お手入れしやすい物を選ぶ
スタイを清潔に保つために、お手入れのしやすさも重要です。洗濯機で洗える耐久性の高いものや、乾きやすいガーゼ素材などがおすすめです。
先輩ママパパに聞きましたスタイを選ぶ時に重視したポイントは?
ベルメゾンで働くママパパへのアンケート結果から、「子どもにスタイを選ぶ時、何を重視した?」という質問への回答の一部をご紹介します。
スタイを使う時に注意したいこと
汚れ防止に便利なスタイですが、使用時に気をつけてあげたい点があります。
寝る時やうつ伏せになる時は必ず外す
赤ちゃんが寝る時やうつ伏せになる時は、必ずスタイを外すようにしましょう。スタイが顔にかかって鼻や口をふさいでしまうことがないように、気を付けてあげましょう。
清潔な状態を保つよう取り換える
よだれや食べこぼしがついたスタイはつけたままにせず、清潔なスタイと取り換えてあげましょう。
まとめ。スタイは用途や使い勝手に合わせて選ぼう
「使う期間が短いから不要かも?」と言われがちなスタイですが、ベビーの繊細なお肌や衣類を清潔に保つためにも、使用する方が良いでしょう。デザイン性の高いものや優れた機能性などさまざまなスタイがあるので、用途や赤ちゃんの様子に合わせた購入がおすすめです。
単に洋服の汚れ防止だけでなく、ウェアとのコーディネートも楽しみながら使えるといいですね♪
Aさん
デザイン重視/機能性重視で使い分けていました。外出時のよだれキャッチ目的なら、おめかしに可愛さ重視。それ以外のシーンでは、とにかく服が汚れにくく洗いやすい機能性を優先していました。また食べこぼし防止には、保育園で指定された形のものが役立ちました。
Bさん
よだれ用のスタイは「綿素材・好みのデザイン・リーズナブル・留め具のつけやすさ」を条件に選んでいました。
食べこぼし用には、最初は防水仕様の布素材を使っていたのですが、シリコン製スタイを使い出すとすごくラクでそればかり使っていました。シリコン製、おすすめです!
Cさん
用途によってスタイを変えていました。
食事用にはシリコン製、お出かけ用はよだれ対策+見た目もおしゃれなもの。それ以外は、よだれ対策+素材の肌あたりの良さで選んでいました。
Dさん
肌に優しそうな素材を選ぶようにしていました。
あと、留め具部分が面テープのものは、洗濯時にタオルなどとくっついてしまうので避けました。