ママフル365コラム 【保育園長のナルホド育児】 きれいは気持ちいい 楽しみながら取り組もう「手洗いと歯磨き」

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【保育園長のナルホド育児】 きれいは気持ちいい 楽しみながら取り組もう「手洗いと歯磨き」

身近な衛生として手洗いや歯磨きなどの話や、園での衛生への取り組みを紹介します。

教えてくれた人:えがおの森保育園・いの 松澤園長先生

「衛生」とは? きれいにすることは気持ちいいこと

衛生とは「健康を守り、病気を防ぐこと。清潔に保つこと」小さな子どもにその大切さを理解してもらうことは難しいかも知れません。それでも「病気にならないように手を洗おうね」「虫歯にならないように歯を磨こう」と声掛けをすることは無駄ではないと思います。手洗いや歯磨きの後には「きれいになったね」「スッキリして気持ちがいいね」などと声を掛けて、きれいにすることは気持ちいいことだと子ども自身に感じてもらうことが重要です。「病気にならず元気に過ごすためには、バイキンをやっつけてきれいにすることが大切」ということを繰り返し子どもに伝えるようにしていきましょう。

おもちゃの消毒

0・1歳児クラスの子どもは何でも口に入れてしまうので、一人の子どもが舐めたおもちゃは、他の子が遊ぶ前に保育士が消毒用の容器に入れて置き、午睡のタイミングで消毒をして元に戻すようにしています。布製のおもちゃは洗っています。年齢が上のクラスではプラスチックのおもちゃなどは担当者の手が空いたときに随時消毒して、清潔にしています。

歌に合わせて楽しく手洗い

園では脚力がしっかりして一人できちんと立つことができるようなると、自分で手を洗えるようにしていきます。(それまでは保育士が抱っこして洗います)まずは腕まくりから始めて、保育士が手を添え、石鹸を使って歌に合わせて楽しみながら一緒に洗います。毎日繰り返しコツコツやっていると、1歳児でも自分で、親指や手首まできちんと洗うことができるようになるので、お家の人はその様子にびっくりすることもあるようです。

こまめに手洗い

園では登園後、散歩や外遊びの後、それからおやつや給食の前に手を洗います。登園後すぐに手を洗うのは「卵アレルギー」のお友達へ配慮するため。家庭で朝食に出た卵が手についていることで、アレルギーの子どもに事故のないよう、みんな手を洗います。
(登園後すぐに手を洗うのは、食物アレルギーのあるお友達への配慮や感染症予防のため。外からアレルゲンや病気の元を持ち込まないことで安全に過ごせるようにしています。)
また感染症が流行している時期は、自分のクラスから他のクラスへ移動する際にも手を洗い、必要なら消毒液も使用します。園で使っている消毒液は「食品添加物」に分類されるもので、万が一目や口に入っても安全なもの。手を洗った後は、ペーパータオルを使い、すぐにゴミ箱に入れるようにしています。タオルの共用は感染を広げる恐れがありますので、流行している時期にはご家庭でも気を付けていかれると良いと思います。

鼻をかむために、ちょっとした練習を

まだ自分で鼻がかめない0・1歳児クラスの頃は、鼻水が出ると保育士がこまめに拭くようにしていますが、2歳児クラスの後半には、自分でかめるように練習をしていきます。園では、ティッシュを細かく切って、子どもの鼻の前に垂らし、鼻息だけでティッシュを揺らす遊びで鼻をかむ練習をしています。これを続けていると、鼻をかむときに「お口を閉じて鼻から息を出してごらん」と声を掛けるだけで、うまく鼻をかむことができるようになっていきます。

鼻水がついたら手を洗う

自分で鼻をかんで、鼻水が手についてしまったときは石鹸で手を洗うように指導しています。それは鼻水から病気が感染するのを防ぐため。「鼻水にはバイキンがついている」ということを子どもにもわかるように伝えています。保育士が子どもの鼻を拭いたときも同じように手を洗います。公園など外出先ですぐに手が洗えない場合は、持参した消毒液を使用するようにしています。鼻水のついたティッシュはビニール袋に入れて他のものと分けるようにして、感染予防にも気を付けています。

歯磨きは手鏡を使って

園では2歳児クラスまでは食事の後にお茶を飲んで口の中をきれいにしています。3歳児クラスになると、毎日家庭から歯ブラシを持ってきて、給食の後に歯磨きをします。衛生上、使用後の歯ブラシは持って帰り、家庭で洗って乾かしてもらっています。園ではイスに座って手鏡を持って歯磨きをします。立ってするよりも落ち着いて丁寧に歯磨きができるからです。また、手鏡を持つと、磨き残しを自分の目で見ることができ、主体性を持って取り組むことができるようです。そして家庭では大人による仕上げ磨きをお願いしています。仕上げ磨きを嫌がる子もいるようですが、できれば、歯の生え変わりが続く小学生の間までは大人の仕上げ磨きがあると良いでしょう。上唇の裏にある上唇小帯に歯ブラシが当たることを嫌がる子が多いようなので、上唇をしっかりと抑えて上唇小帯に当たらないようにするなど工夫してみてください。親子で歯磨きの絵本を読むのもおすすめです。仕上げ磨きが家庭の楽しい時間になるといいですね。

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