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今年は統計を取り始めてから最も早い「春一番」が吹いたようですね。昔に比べ、四季を感じにくい年も多くなったように思いますが、昨年はそれに加え、外出機会が減ったことで、五感が刺激され四季を感じるということが少なかったかもしれません。今年は様々なことに気を付けながらも、日本ならではの四季を少しでも堪能できる瞬間を増やしていきたいと思います。子どもの五感は刺激されることでどんどん発達していきます。たとえば、箱の中に本物の花びらと紙で作った花びらを入れて、本物だけを取り出してみる、という遊びは触覚や嗅覚を刺激でき、また季節も感じられておすすめです。お手軽にでき、また季節ごとに違った植物に触れることができるので、是非チャレンジしてみてください。
1月頃から、受験を終えた子どもを支えてきたパパママの報告や振り返りの投稿をSNSでたびたび目にしました。受験というものは、ただ「勉強する」ということだけではなく、いろいろなことと親子ともに向き合う機会でもあると私は考えています。なかなか勉強に向き合えない親や子ども、頑張っているのに思うように結果が出ない状態、うらやましく見える友達・・・それらとどう向き合い、どう解消していくかということを、受験する子どもはもちろんのこと、見守る親も大きな学びを得ることができると思っています。最後の頑張りは子ども自身の問題という認識を持ち、パパママとして適切な距離感を保つことは、特に難しいことかもしれませんね。
子どもにとっては一生懸命になることに恥ずかしさを覚えたり、プライドから必死になることを避けたりする選択肢もある中、自分が決めたことや希望に向かい努力することはとても尊いことだ、と知ったり感じたりすることが出来ると良いなと思います。
子どもの成長は色々な面があります。身体的な成長は記録として示され、目に見え、かつ全世界共通の指標があるため、誰しも理解でき、そこにコミュニケーションは特に必要としていません。
一方、前段で触れた受験を経て得られたその子の思考の変化は”目に見えない“ものです。もちろん勉強したことにより知識の量や思考の質も大きくあがり、その片鱗はテストの点数にあらわれることもあります。ただ、一生懸命何かに向き合えるようになった、集中の質があがった、自分の意思を持てるようになった、といった精神的なことは、近くにいる人間だと変化を感じることはあっても、目に見える形で測定したり、他人に正しく伝えるのは難しい領域です。これは乳幼児も同じです。むしろ語彙が少なく、行動範囲が限られている彼らの変化を察知し、理解する方がより難しいかもしれません。人間は見えにくい、確かめにくいことは、言語化するのが難しい一方で、言語化されたことについては、一定の認識ができるようになり、理解も早く進みます。乳幼児がいる毎日は嵐のような日々が過ぎていくとは思いますが、1週間に一度でも、何か変化があったこと、気づいたことを言葉にして誰かに伝えたり、書き留めたりしてみてください。続けていくと子どもの”成長の観方“が変わってくるのではないでしょうか。
昔お預かりしていた子どものパパママとお話ししていると、「あの時あんなに一生懸命やったのに、全然あの子覚えていないんですよ」といった声を聴くことがあります。子どもは新しいことを吸収するのに夢中で、過ぎ去ったことを忘れていることも多いですね。ただ、そんな時に思うのは、たとえ覚えていなくても、それがその子の成長に無駄なことは一つもない、ということです。子どもだけでなく我々大人もですが、今の想いや感じていることを10年後も持ち続けることはなかなかないでしょう。ただ、その思いや感じていることが無駄になっているわけではありません。例えて言うのであれば、今の想いや感じていること、一生懸命頑張っていることは、一本のろうそくに火を灯したようなものです。そのろうそくがまた次のろうそくの火を灯し、そしてそれがまた・・・と続いていくようなものです。一定期間過ぎた時に振り返ると多くのろうそくが並ぶことになりますが、最初のろうそくの火と、最後のろうそくの火は同じでもなければ、違うわけでもない。成長とはそういうものだと思っています。今パパママが悩んでいることも次のろうそくの火を灯すタネとなっているかもしれません。子どもが大きくなった時にそんなろうそくが並んでいるのを一緒に振り返れるといいですよね。
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