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4月から新学期が始まります。大人も職場や日常生活において、環境が切り替わることが多いこの時期、子どもたちにとっても、先生が変わったり、新しいお友達が入ってきたり…大きな環境の変化がありますよね。そんな時期にどんなことを意識し、不安になりがちな子どもたちをサポートできるか?大人も考えながら、新しい環境に慣れていくことを応援できるといいですね。
さて、今回は、海外での教育を通じた経験をご紹介しながら、英語教育からの学びについて、一緒に考えてみたいと思います。
最近、日本人を含め、英語が母国語でない国の方が、とてもきれいな発音で英語を話していることに気がつきます。今後もグローバル化はさらに加速し、より生活の中で英語に触れる時間が増え、無理なく話せる子どもたちも増えていくことでしょう。
ある方にお話を伺ったところ、お隣の韓国でもここ何年かで英語教育は大きく変化を遂げているようです。そして、まさに私が長い間続けてきた絵本を使った学習方法と共通点が多く、その取り組みに驚かされました。
まずは「目で見る」ことから始め、それを繰り返す、そこからそれにまつわるストーリーに入っていく、私たちが使う絵本も、毎日何度もみんなで同じ絵本を読むところからスタートし、そこから想像してストーリーを作っていく、まさに言語を習得するステップとして大事なことは同じだと、改めて思い知らされました。
それと同時に、現在の教育により英語を組み込んでいくことは、特にアジア諸国にとって大きな進化につながっていくことでしょう。
私自身、幼児教育に携わって間もない頃から、海外の教育に興味があり、米国のいくつかの州を周り、キンダーガーデンやプレスクールの見学をしたことがあります。その中でとても印象に残っているのは、子どもたちの「人との距離感のとり方」です。当然私は初めて訪ねるゲストなのですが、初対面の大人に対しても安心して近づいてきてくれるのです。そして、「私の名前は●●、あなたの名前は?」「私は●●をするのが好き、あなたは何が好き?」など、私=「I」を大事にする会話が普通にされていることに気がついたのです。
どうでしょう?皆さんも子どもたちが見慣れない大人に対し接するのを躊躇している場面に出会ったことありませんか?そして、もしかしたらそれは、私たち大人が作る環境も影響しているのかもしれませんね。
沢山の子どもたちを同時に見なければならない保育の場では仕方がないこともありますが、私は子どもたちが自分でどうすればよいのか?考える時間をもつことができなかったり、大人からの伝え方が少し曖昧になっている場面を見ることが多々あるように感じています。そのためにみんなと一緒なら安心、という概念を作ってしまっているのではないでしょうか。
私はできるだけ子どもたちとコミュニケーションをとる時に、「先生はこう思うからこうした方がいいと思うけど、〇〇ちゃんはどう思う?」「先生はこうされたらこんな気持ちになるけど、〇〇ちゃんはどんな気持ちになる?」というように、先生=私がどう思うか?という伝え方をし、子どもも自分がどうしたいのか?を考えることを促すよう心がけています。
大人のすることや決めたことが必ずしも正しいとは限りません。もちろん集団生活の中で守らなければならないルールは教える必要がありますし、怪我や事故につながることを子どもの判断に任せることはできませんが、一方で子どもたちが一人の人として何を考え、何を大事にしようとしているのか?を一緒に考えるのは大事なことで、子どもたち自身が「私」を知ることで、自分以外の人にも同じように考えがあることを知り、他者を理解したり、折り合いをつけたりすることを学ぶきっかけにもなると思うのです。
家族の中でも好きなことや考え方がそれぞれ違いますよね。ご家庭でも、「私」を尊重した対話をぜひ心がけてみてください。そして、私がいつもお勧めするのは絵本です。ストーリーやテーマについて、それぞれの想いを安心して発信することができる素敵なツールになると思っています。絵本が、子どもたちが自分を見つけるためのよきパートナーになることを願っています。
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